新生FF14特化のBTOPCパーツを考えてみる

先日CPUが壊れ、一世代前のAMDチップセットなのでもうIntelでごっそり買い替えることにしました。
用途は基本ゲームで、主に新生FF14です。今後もやるとしてもMMOPRGになると思います。

今まではFF14ベンチで言うとフルHD最高設定で5,600ほどだったのでノート高品質あたりでやっていました。
そこからリニューアルするのにGTX760くらいじゃもったいないので、今旬なMaxwellコアのハイエンド一択です。

ひとまず新生FF14プレイ機を今組むならどんなスペックがいいのか、
散々スレを見まくって人のBTO構成もブログで読みあさって、コストは極限まで絞って体感の違いを出来るだけ引き出せる無駄のない構成に悩み抜いていました。
これを書いている今、サイコムさんに見積もり出している段階ですが。(結局は自作になったんですが汗)

最後まで悩んだのはZ97ベースかX99ベースでいくかでした。シングルカードで遊ぶならそこまで悩まなかったでしょう。
実はGTX980を円安で高くなる前にと先に買ってしまったのですが、これを将来的にはSLIも視野に入れた「SLIレディ」な構成で組みたかったのです。

ですがSLIとなるとPCI-e 3.0のレーン数というものを考えないといけません。CPUによって使えるレーン数は決まっており、特にグラフィックカードは必要レーン数の消費が大きいのでZ97ベースだとカードだけで帯域を使い切ってしまいます。かといって、ハイエンドなCore i7-5960Xや5930などの低クロック6コア8コアはあまりにもゲーム用途だけにはもったいない気がして。

結論としてCore i7-4970KとZ97で行く事にしました。
PCi-e3.0×16で組み、レーン数は4790Kは16なので使い切りますが、調べたところPCI-e3.0の帯域は2.0より随分拡張されたので半分の×8でもボトルネックはほぼ無いとの報告があったので、Z97で×8でSLIでも十分と決断しました。本当はCore i5-4690Kでもさして体感は変わらないですが、そこは後で後悔しないように一番いいのにしとけばいいかと。SSDの速度もこだわりたかったですが、AsrockのマザーにあるUltra M.2は×4帯域を使われるとSLIが難しくなりますので、単体で普通のM.2でのSSDでも十分ですし、何だったらRAID0もあるのでレーンはVGAカードに取っておきます。
マザーボードはUltra M.2をブリッジチップで使えるExtreme9も良かったんですが、元々あまり意味はないですがVGAがR.O.Gシリーズなのでまず相性問題のないASUS MAXIMUSシリーズにしたかったのです。ゲーミングマザーとしての機能も充実してますし、高速LANとの触れ込みのkiller E2200チップよりは堅実でCPU負荷の無いIntelチップのLANのあるこのシリーズがやはり諦められきれず、MAXIMUS VII HEROにしました。見積もってもらったところ別注になりますが構成にも問題がなさそうなので、多分これでいきます。

大事なプラットフォームとCPU、GPUがこれで決まりました。
CPUの冷却は流行の水冷を直前まで考えていましたが、基本ターボブーストはさせるとしてもオーバークロックしてまで性能を出そうとは思っていません。GPUでやるならまだしも必要性は少なくともFF14にはないと思うので定格で動かすつもりです。ベース4GHzなので十分高性能ですし。ただリテールファンはいくらなんでもかわいそう(笑)なので色々模索していると、サイコムさんに静音BTOPCがあり構成を見た所、僕は初めて知ったメーカーだったんですがコアな自作派には有名だというオーストリアNoctua社の空冷冷却ファンが採用されており、静音と冷却を高次元で実現したハイエンド品だそうでまずBTOに採用されることが無いんだそうで、これがすごく欲しくなったのがあり、サイコムさんでBTOしてみようと思った理由のひとつになりました。サイコムさんは水冷も得意ですが、今回は空冷でいってみます。

幸い買ったGTX980カードもASUSのSTRIXシリーズで低負荷時にはファンが止まる機構がついてますし、後述するCorsair製の電源もセミファンレスなので、かなり静かなPCになりそうです。
メモリは秋葉で一番品揃えがいいアークさんで選んでみました。オーバークロックはしませんがそこそこ質のいいものをと、サンマックス製のSMD-8G68CP-16K-D-BK DDR3-1600 CL11 8GB(4GBx2枚組)オススメ人気品です。

メインストレージであるSSDにはサイコムさんおすすめの国産サンディスク製のSDSSDHII-240G-J25Cにしてみました。今まではCrucial製を使ってましたが今回は国産で単体でも高性能なものを選んでみたつもりです。M.2SSDはひとまず見送りでSATA6での接続です。サブのHDDは今ある2TBを流用です。たいした物も入ってないのでいくらでも空けられますし。DVDマルチドライブも流用します。

電源は、SLIレディなのでいくら消費電力の低いGTX980でもしっかり用意しなくてはいけません。予想消費電力の倍あるといいと、Maxwell前は良く聞いていたので850Wあればいいかな、と思いCorsair RM850あたりを考えてましたがサイコムさんの電源ラインナップには無かったので、その上のRM1000にしようと思います。まぁ普段から1000Wで回るわけじゃないですし、余裕あっても困らないのでいいかな、と。負荷が低い時にはファンが回らない機構でさらに静音化に貢献してくれますし。

最後にケースが定番になりつつあるスウェーデンFractal Design社のDefine R4の黒です。しかもサイコムさん特別カスタムの前面ファンは先ほどのCPUファンと同じNoctua製の14cmファンが付いた物が選べるのでこれに決定。

ちなみにパーツを買いそろえて自作もやろうと思えば出来ますが、サイコムさんの静音オプションを使いたかったですし、サイコムさんのBTOPCレビューを見るとケーブルの取り回しがすごく綺麗で無駄がないのに魅かれたのもあります。今後のための勉強になりますし。流用パーツもそこそこある分、手数料に回した形ですね。あと電飾で中を見る趣味もないのでアクリル窓もなしです。


最終的なスペック(予定) サイコムRadiant GZ2400Z97からカスタマイズ

CPU…Intel Core i7-4790K FF14が30日間遊べるシリアルカードが1枚ついてくるそうです。
CPUFAN…Noctua NH-U14S [空冷/CPUファン]★高性能CPUグリス NT-H1付属
マザー…ASUS MAXIMUS VII HERO
VGA…ASUS STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5 [PCIExp 4GB]
メモリ…SMD-8G68CP-16K-D-BK DDR3-1600 CL11 8GB(4GBx2枚組)
SSD…Sandisk SDSSDHII-240G-J25C 240GB
HDD…WD 2TB流用
DVD…LG製マルチドライブ 流用
電源…Corsair RM1000
ケース…FractalDesign DEFINE R4 Black Pearl + 前面14cmファン [NF-A14 ULN 800rpm]1個追加
OS…Windows7 Home Premium 流用

なんだかんだでトータルは結構かかりました(汗 普通にBTOでGTX980PC買った方が全然安くつきますね。
まぁこの構成で問題なければ、FF14ベンチもフルHD最高品質16,000オーバーの『新生カスタムマシーン@サイコム』となるはずです。これにあとは27インチフルHDで144Hzの液晶モニターを買い、ヌルヌル大画面が実現出来ればまずは第一段階は到達といった所です。4Kモニターも気になりますが、HDMI2.0、HDCP2.2対応の32インチ以上のモニターが出たら考えたいです。出来ればどちらもIPSがいいなとは思いますが。