料理のお話 クックパッドとハンバーグと鉄フライパン

もう何のブログだかわかんなくなってきましたが!

興味があることは何でも載せちゃうごちゃまぜ記事です。

今回は今ライフワークとなりつつある料理について書こうと思います。

クックパッドは楽しい

この2~3ヶ月料理をよくするようになりました。晩ごはんを週半分くらいは作ってます。嫁さんの帰りが遅かった時は必ずですね。

主にクックパッドを参照させてもらっていますが、これがいいんですよ。

美味しい料理を作りたかったら、ぜひ有料会員になるべきです。月300円です。これで美味しく料理できて外食が減らせるなら断然オトクだと思います!

あれ無料だと検索してもレシピは基本新しい順なんです。

それで作っても美味しいと思いますが、有料会員はここからが違う。

そのレシピを見て作った人が美味しかったからと、写真付きで感謝のレポート(つくれぽ)が投稿出来るんですが、そのフォロワーが多いイコール本当に美味しいレシピなんですね。1000人が作って美味しいとか不味いわけがない。あまりに人気なレシピは本になり、殿堂入りし、TVで紹介されたりも。これを書いた日も3,000人が作った簡単中華丼を作りました。

なので僕みたいなド素人が作ってもかなり美味しい!分量を忠実に守れば、あとはレシピにしたがって調理するだけですし。

 

そんなんで嫁と子供におだてられてどんどん作った事なかった料理にも挑戦しています。

あと男料理にありがちな、その料理のためだけに使いみちのない香辛料や多すぎる食材を買ってきて、キッチンを荒らすだけ荒らすみたいなのは過去に散々やったので反省し、今は出来るだけ冷蔵庫にあるものを見て、それを検索にかけてうまく組み合わせる事もクックパッドは得意なので重宝しています。例えば 豚肉 キャベツ と二品を使うレシピを探したり。

 

ちなみに今まで作って美味しかったのは餃子・春巻き・ハンバーグ・ドリア・豚の角煮・カレー・シチュー・肉じゃが・チキンカツ、コロッケなどなど

春巻きは特にお店で食べてるのかという程美味しかった。これは僕の腕というよりもう手順と分量の為せる技ですね。具は最初に完全に炒めておいて揚げるので生焼けは絶対ないですし。

ハンバーグは色んな作り方がありますが、簡単なのは水を入れて蒸し焼きにするやり方ですね。これならフライパンひとつで出来ますし、焦がす事もありません。

そんなこんなで今は手放せないスマホアプリになっています。より真剣にやるときはパソコンで検索したり、タブレットを片手に作っています。

クラウド上で検索の履歴やレシピの保存などが各デバイスで共有出来るので、スーパーに行ってサッと食材をチェックするのも簡単です。

無料会員でも便利だと思いますよ。

 

テフロンステーキは・・・

最近娘の誕生日だったんですが、ちょうど近所のスーパーがリニューアルオープンだと言うので行ってみたところ、もともと自社牧場を持ってる肉に強いスーパーなのもあり、オープン特価でサーロイン肉が安かったんで買ったんです。なので誕生日のメインディッシュに焼こうか、となったんですね。じじばばも参加で日取りが合わなかったので、誕生日の4日前となりましたが。

で、今までも焼いた事はあったんですが、ただ焼くだけで何の工夫もなく一緒に買ってきたアルミ袋入のステーキソースを仕上げに掛ける程度だったので、せっかく今色々料理してるし、一番美味しい焼き方をやってみようじゃないかと張り切りました。

うちはIH調理器なので、今までの料理はIH対応のテフロンのフライパンですが、これがもうそろそろテフロンも剥がれてヒビが見え始めてる状態ですので、買い替えの時期だと嫁も言ってました。

そうは言いつつも誕生日パーティの日は来てしまい、そのテフロンで焼きました。

その際もクックパッドで一番美味しそうなステーキの焼き方レシピを見たんですが、強火に一分半かけ、焦げ目をつけ裏返して弱火で2分40秒焼くというものでやってみたものの、やはり肉の厚みでそのタイミングも色々変わってしまいますし、思った以上に中に火が通り過ぎてミディアムレアとウェルダンの間位で、こりゃうまい!とまで行かなかったです。そんなにステーキを焼く機会も少ないので悔しかったですね。

 

ハンバー―――――グ!!!!

そしてついこの記事を書く前日ですが、娘の誕生日当日も何か好きなものを作ってやろうとリクエストを聞きハンバーグになりました。

ただ先日のステーキの件もあり、どうやったら肉が美味しく焼けるのかを考えてた所、あるYoutuberさんの動画を見てこれだと思いました。

東京でBarを経営する料理人さんなんですが、以前からこちらもよく参照させてもらってました。

以前クックパッドで見たハンバーグは水を入れて蒸し焼きにする作り方で娘は美味しいと言ってくれましたが、それはやはり時短メニューであり、レストランで作るやり方とはまったく違います。

なのでちゃんと作ったらどれだけ美味しいのかと、この動画を見て作りたいと思ったんですね。

見てみると今までのハンバーグの作り方の常識だと思ってた事とは大きく違っていて、すごく期待感が上がったんです。

 

何が大きく違うとかというと、まず肉とつなぎは別々でこねるパン粉は使わずお麩を粉にした物を使うしっかり焦げ目を付ける。これが目からウロコなポイントです。

肉には塩を入れしっかり捏ねると粘りが出てきますが、その際手でこねると脂肪が溶けて塩が馴染みにくくなるので木べらで捏ねるそうで、これが結構な力仕事です。

今回はジューシーさに重きを置いたハンバーグなので、つなぎはお麩です。こちらのほうがパン粉より肉汁の保水力が高いそうです。たまたまストックに残りがあったので買わずに済みました。

 

第三の条件をこなすには…

ただ!3番目の「しっかりと焦げ目を付ける」その焦げ目が美味しさを引き立てるものにせねばなりません。

お肉を焼くのには、やはりシェフが当たり前に使ってる鉄のフライパンが一番だということを、この動画を見て改めて思いました。

 

鉄のフライパンのメリットデメリットは散々いろんな記事で論争されてますし、毎日使いの主婦はやはり使い勝手を重視しますんで、テフロンのフライパンは安くて軽くて焦げ付かないの三拍子ですしそこはまったく反論する気はございません。

その日はちょうど今フライパンを買い換えようというタイミングでしたので、鉄のフライパンがあまりにも高価なものならやめようと売ってる所へ行ってみました。

今日作りたいからネット販売は間に合わないし、鉄はなかなか今はホームセンターなどでも売ってないそうで、調理器具の専門店へ行ってみると24cmの鉄フライパンが1500円程でした。

あぁコノくらいの値段なら失敗してもいいかと思い買ってみました。ネット販売ではもっと丈夫で作家が作るような奴もありますが高いので。

帰って水洗いし、一度カセットコンロで火をかけて表面に付いてる錆止めを焼き切り、油を引いてなじませました。一応これで使いはじめてOKだそうで。

 

そして捏ねたハンバーグのタネをついに投入!あっという間に焦げが付きすぐ裏返して両面焼いたらすぐさま火から下ろします。

そしてレストランなどで作るやり方ですね。真ん中には全く火が通ってないので電子レンジのオーブン機能を使ってじっくり火を通します。

ここがひと手間かかるし電子レンジに付いてるかどうかで違いますよね。レンジについてる下皿にクッキンペーパーを敷き、170度で12分にセットします。

 

その間にこの動画にあるソース作りにとりかかり、玉ねぎを改めて炒めて材料を投入しひと煮立ちさせた後にバターを香り付けに入れ完成。

一番難しいのは中に火が通ってるかの確認です。プロが使うような温度計はないので、フォークで刺して温度を確かめます。

まだ少し中心が低い気がしたのでプラス3分・・・合いびき肉なので生焼けは許されないので。このへんが素人ですね。

 

さてハンバーグが焼けて、ソースと絡め、付け合せのブロッコリーをのせて完成です。写真がなくてごめんなさい。

 

ところでなぜ鉄のフライパンなのか

鉄のフライパンは両面を焼く僅かな時間でしか使わないんです。でもテフロンのフライパンには出来ない事があります。それが焦げ目によるもう一つ上の美味しさです。

動画ではメイラード反応と言ってますが、はじめてこの動画でその言葉を聞きました。

焼く工程で食材は焼き目を付けていくのですが、その過程で焦げる手前で香ばしさと良い食感を生み出すのですが、これはテフロンではあまり引き出せず、やはり一番うまく引き出せるのは鉄なんです。

実際ハンバーグを焼いた際も良い焦げ目がつき、美味しそうな匂いがいつも以上にキッチンに広がりました。

焦げ目という言い方は苦味を想像してしまいますね。美味しい焼き目なんです。焼きおにぎりなどもおこげが美味しいといいますが、それが最大限出せるのが鉄のフライパンですね。

この焼き目はかなり完璧でした。ただ僕の素人さ加減で、追加のオーブン3分は余計でした。12分で充分だったようで、少し火を通しすぎて固くなりました。

 

出来上がったハンバーグ、評価は…

そんなこんなでしたが、いつもならダラダラとおかずだけを食べて最後にご飯を残したりする娘が、ただ無言でガツガツ食べてはご飯を頬張り、おかわり3回してお腹パンパンでご馳走様した姿を見て、やった甲斐があったと思いましたね。娘(小3ですが)は100点満点だそうです(笑)

もう少し柔らかい想像をしていましたが、これはこれでしっかりと食感も楽しめて(しっかり肉を塩とこねたおかげもあり)味わいはかなり良かったですね。ソースも玉ねぎの甘みと和風な味付けが絶妙に合い、娘は独り占めしてかけていました。

 

こうして鉄フライパンとの付き合いが始まりましたが、ちゃんとメンテナンスを続けて育てられるかは今後も料理を楽しめるかによります。

ちなみに鉄フライパンって、目玉焼きがとっても美味しく作れるんですよ。それも小細工なしの卵を落としてそのまま焼くだけ。

焼き面に餃子の羽根のような焦げ目がつき、上は絶妙な固まり具合で完成。塩コショウし、焼いた食パンにのせればそれだけでめちゃ美味しいです。

 

今までは卵を落としてしばらくしたら水を入れ蓋をして蒸し焼きで上も白くなるまで焼いてましたが、それだと最後に水分が残って香ばしさはゼロでしたね。煮てるようなものでした。

これまで我が家では目玉焼きは不人気だったのが、一気にスターダムにのし上がりそうです。

鉄のフライパンは手入れが大変だとか、すぐ焦げるとかネガティブなイメージも多いんですが、それも少しのコツと毎日の習慣を覚えればそれほどではないと思います。

それだけこなせば、美味しい食事が跳ね返ってくるなら僕はこれからも使いたいなと思いますね。ただしテフロンのいいところも当然あるのでしばらくは併用で。

料理はやり方が一番大事だとは思いますけど、道具にも少しこだわればさらに美味しさが広がることを知った次第です。

動画のシェフが使ってる鉄のフライパン