【4K】EIZO銀座ガレリアでいち早くFlexScan EV3237を見てきた【レビュー】

9月19日に発売予定の31.5インチの4K液晶モニターEV3237がこの週末に寄ったEIZO銀座ガレリアにもう展示してあり、実際に触れる事が出来ました。

もともと直販しかしていないFG2421をこの目で見たかったために行ったんですが思わぬ収穫でした。多分ここでしかまだ見る事が出来ないんじゃないでしょうか。とりあえずその後に行ったアキバのどこにもまだ実物は置いていませんでした。

やはりいいですね、31.5インチの広々した空間で4Kですと28インチほどピッチが小さくなりませんし、クリエイティブ作業がとても捗りそうです。

PDF書類なんかもジャギー等見えずとても綺麗に見え、色合いもギラギラしない落ちついた印象ですし、セレーングレイも個人的に仕事で慣れているせいか安心感がありますね。

話は変わりますがYoutubeでは最近4K(2160p)解像度の映像が上がってます。自宅のPCではそもそも1920×1200なので見る意味もないし性能も低いのでカクカクなんですが、無理を言ってYoutubeでの4K動画もEV3237で見せて頂きました。やはり精細感が違いますね。このクオリティで色んな動画や試験的に始まっている4K放送なんかを見たくなりました。

他にもシャープやDELLが先行で出していますしASUSからも予定があるそうですが、やはりEIZOさんが出して値段が同じ位なら、EIZO製が気になっちゃいますよね。

IPS液晶で応答速度は特にゲーム用ってわけじゃないのでそこまで反応速度は早くありませんが、MMORPG位なら全く問題ないですね。

そういえばご存知でした?よくある応答速度の5msとか1msが操作やボタンを押してキャラクターが反応して動く速度とは関係ない事を。アキバの液晶に詳しい店員さんに聞いて初めて知りました。そもそも反応速度という呼称が悪いそうで、そもそも色の切り替わる早さを示したもので、コマンドインプットからモニターに伝わる反応速度は別に表示遅延というものだそうです。東芝とかが謳っているスルーモードというのが表示遅延をなるべくおさえた機能で、カタログスペックでは数値として特には表してないんだそうです。FPSに特化したようなTNモニターはもとから表示遅延に強いパネルなのでゲームに向いているんですね。

今回いろいろなモニターをアキバを中心に嫌と言う程見てきましたが、僕はは会社や自宅でもアドビソフトを使ったり、FPSやアクションはまったく興味なく、MMORPGをするのが主な用途なのでEIZOのIPSモニターがやはり一番向いていると思いました。FG-2421も色々便利な機能が盛り込まれたいいモニターですが、仕事も考えるとこれからは27インチ以上のモニターが主流になっていきそうな気がします。

ちなみに発売前のEV3237、アキバでの見た中での最安値は185,000円あたりだったと思います。Mac使いの方もかなり注目してるんじゃないでしょうかね。

4Kではありませんが、1つ下の27インチでWQHDであるEV2736W-Zは他社の27インチでWQHDモニターに比べて少し割高ではありますが、今回様々な液晶を見回って一番現実的で欲しいと思えた機種でした。もちろんお金があればEV3237が欲しいです。