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モバイルノートPCの条件とは?2019年はThunderbolt3がマスト

投稿日:2019年2月19日 更新日:

モバイルノートが欲しくて理想の性能を求めて色んなメーカーサイトに行ったり、比較サイトに行ったり、レビュー記事を見たりするのだがこれほど悩むとは思わなかった。ブログを書くのをメインに考えてるので低スペックでも十分なんだけど、人間いざ買うとなるとあれやこれやと求めてしまうのだ。

過去二回ノートは購入の経験はあるがどちらもホーム用で、モバイル用途は調べれば調べるほど「これあったほうが便利だよな・・・」と次から次へと条件が見つかりこんがらがったので、いったん整理しようと思った次第です。

次世代インターフェースThunderbolt3があると無しでは全然違う

一番注目したポイントとして、40Gbpsという高速転送を実現した次世代のインターフェースであるThunderbolt3は、将来次世代通信「5G」と共に重要なファクターになるはずです。

今メジャーになりつつあるUSB 3.1Type-C Gen2がThunderbolt相当の10Gbpsなので、3はその4倍ということです。最近話題のデスクトップ機に使うグラフィックカードだけを積んだ「eGPU」という外部ユニットがありますが、Thunderbolt3接続させればデスクトップ級の3DゲームやCG作業などのデータのやりとりが、ケーブルで実現してしまうのです。

※写真はMacです。

またThunderbolt3に対応した4KHDRディスプレイなどがサッと接続できマルチモニター化させ同時に充電も可能、あたかもデスクトップ機の様に使えるようになります。逆を言えば、ノートパソコンにグラフィックチップを付けるだけですぐ500gとか増えるので、CPUと分けて使えるならますますモバイルノートはもっと軽くでき、重い作業の時だけつなげばよくなります。40Mbpsという速度が実現できたからこそ開けた次世代のトビラなのです。

実はMacには結構前からついてましたが、Windows機が対応してきた事でより周辺機器も充実してきました。ですので、モバイルノートPCにはThunderbolt3が付いてるものが将来性が高く、選ぶ条件として最優先事項だと思いました。

モバイルノートPCに求めるスペック

モバイルノートはホーム向けと比べて持ち歩きする場面で色々考慮しないといけないポイントが多く、重さ、サイズ、どこまで出先で性能を求めるのか、セキュリティなどなど。それを箇条書きにし、どういった解決法や最新の機能があるのかも追記してみた。

  • 持ち運びしやすい軽量なもの…(性能は標準クラスで800g~1.4Kg以内のもの)軽いに越した事はないが、機能も削がれる場合多し。出張などはアダプターも持ち歩くのでそちらも軽いといい
  • かさばらないサイズ(13.3インチが人気)…15.6インチだと大体2Kg近くなる。数は少ないが14インチというサイズもある。一つの基準に新幹線の机に収まるには奥行が25㎝以内
  • 落とした時の堅牢性…落としたり大人男性が踏んでも壊れない基準MILSPEC(米軍が認める丈夫さ)画面パネルにゴリラガラスを使用など
  • 他人に見られないようなセキュリティ(指紋認証・顔認証など)…今時のモバイルPCには大体ついている。中には横から画面を見られないようにする機能もあり
  • ストレージはSSD標準でキビキビしたファイル管理…ほとんどがSSD対応しているが、さらにNVMeのSSDのものが爆速
  • 快適にネットを使うためにLTE(SIMフリー)対応…国内メーカーは対応が遅れている。モバイルルーターやテザリングよりも高速で安定性が高い
  • バックライト付キーボード…ブラインドタッチに慣れるまでは、あらゆる場所で使うためにあると心強い
  • 発熱を抑えたファン音が大きくないもの…用途にもよるが、CPUを無闇に上位を選ぶと発熱も上がりファンが回りやすくなる

ここまであるとかなり理想に近いものとなるが、困ったことにパーソナルな要望としてまだある。モバイルに求めるにはちと酷なんですが。

  • 外でも輝度が高く視認性の良いパネル。IPSは当然、基準として400カンデラ(400ニト)でそれ以上。700近いモデルもある
  • 動画も鮮やかに見たいので、HDR対応のフルHD以上、出来るなら4K(笑)…HDR対応はごくわずか。Netflixの映画とかかなり鮮やかに楽しめるが4Kは高いし総じてバッテリー持ちが激減
  • 仕事柄アドビの製品を使うので、AdobeRGBに対応した液晶パネル…中にはAbobeRGB100%のクリエイター向け製品もあるがモバイル系はほとんどない。
  • 重いアプリも余裕もって動かせるメモリ量…16GBが理想だけど、ゲームや動画編集をしないのであれば8GBでも可
  • くつろぎながら使いたいとき、タブレット型やテントモードにして使える。…いわゆる2in1と言われる、キーボードと画面が360度回転するタイプ
  • 画面がタッチ対応で、ペンでちょっとしたイラストが描ける。…2in1には大抵のモデルに標準装備されている。
  • カフェなんかでも使いたいからさりげない天板デザインのもの。…デザインで人気なのはMacだが、今時は逆に小恥ずかしいイメージ。シンプルイズベストですね
  • キータッチの心地よく、ミスタイプしにくい配列…こればかりは人それぞれ。先人によればキータッチはLenovo(元IBM)のThinkpadがいいらしい。自分で触ってみた感触は、NECとToshibaも良かった。レノボはわりと軽いイメージ。
  • 15万で収まるととてもうれしい(白目)…求めてるスペックあたりで検索すると、これくらいで収まってほしい

WindowsPCかMacか

MacもWindowsも中身はおんなじで、特別Macが優れているものはなく、正直申しましてUIデザインとプロダクトデザイン位で、専売なので種類も多くなくメモリやSSD増設の値段の跳ねあがりは個人的には納得いかない。Windowsノートは様々なメーカーが最新スペックを競ってるし、同等の性能をMacの半額位で買える。あとどちらももAbobe製品も普通に使える。とは言えWindows機も見た目センスのいいメーカーから選びたいのはある。

Macが嫌いといわけではありません。僕も実は仕事で20年以上使ってる生粋のマカーなんですが会社が買ってくれたんで値段関係なかったですし、家では自作PCをメインマシンにしているので両方の視点から、個人で買うとすればコスパを重視するとモバイル用途は別にMacでなくともいいかなと思います。ホーム用途ならMacminiはコスパ高いと思います。ちなみにThunderbolt3はMacならほぼ完備されています。

ひとつだけ気になるのは、Macで音楽を扱うのは抜群にいいという事。さすがその辺は音楽で使ってる人が多い事からも明白ですね。ホームオーディオもMacbookProにアンプへつなぐのが至高と言われています。オーディオも趣味な自分としてはここが唯一後ろ髪引かれる点です。

次世代モバイルノートPC 絞りに絞ってみた

これがないと結局後悔しそうなのを改めて挙げると、様々なメーカーがノートを出してる中、CPUとメモリ、SSDには大きな差はないのですが液晶のパネルは実に様々で、それこそ13インチに4K解像度や14インチにWQHDなど、デスクトップより高精細なものを採用してたり、高輝度で屋外でも見やすいなど、一体型なぶんここを妥協すると長く使いたいと思う気持ちにも影響が出そうなので特に慎重になってしまいます。あとはキータッチも合わなかったらどんどん使わなくなりますし。とにかく各メーカーの細かいとこまでチェックしモバイルで本当に必要なものが揃っているモデルを選んでみました。より具体的な条件を挙げると

    • CPUはパフォーマンスと静音のバランスを考えると今期は第8世代の4コア、Core i5-8250Uか8265Uが程よい。GPUは内蔵のIntel Graphic 620で4K/60pも表示可能。
    • ストレージは最低でも256GBのSSD。現在最速であるM.2 NVMeを出来るだけ選ぶ。
    • メモリは最低8GB、8GBを2枚挿す16GBが理想
    • 液晶パネルはIPS、フルHD以上で400cd/㎠(400nit)より上。20万までOKなら4Kパネルを選ぶのもあり。
    • いわずもがなThnderbolt3
    • 動画や映画などを楽しみたいなら2in1タイプ
    • タッチパネル式でペンがついている。
    • 格安SIM契約してLTE対応モデル

本当は第8世代のチップセットにThnderbolt3も加わればより回路もシンプルに、低電力に貢献できるんですがまだ別モジュール扱いなので、国産メーカーとか特に対応がこの春モデルあたりからやっと付いてる感じです。そう言った意味でも2019年はよりモバイルノートの人気が高くなるのでは、と思っています。

2019年2月の時点でこれだけの条件をつけたらかなり絞られてしまいますが、出来るだけ当てはまる機種を3つ選んでみました。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga 米沢生産モデル

Lenovo Thinkpad X1 Yoga


LenovoさんのThinkpadシリーズの中に属し、2in1であるYogaブランドのフラッグシップ機という位置づけで、薄さもなかなか。同じタイプのクラムシェル型で、Thinkpadでも一番人気のX1Carbonより400g位重いけどあちらは極限まで軽さを追求したモデルなのでその差は仕方ないと思う。長時間電車や歩きで持ち歩くなら問題だが、車で移動が基本でエンタメもそこそこ楽しみたいのでYogaの方が何かと都合がいい。

Lenovoさんの傘下にNECさんが入っているんですってね。組み立ての一部はNECの国内工場である山形県の米沢で行ってるそうなので、米沢生産モデルの方が納期が早いようですし、国内組み立ての安心感もありますね。総合的にはこのYOGAはポイントが高く最も気になってるモバイルPCです。液晶パネルも14インチで視認性が良く、AdobeRGBも87%と非の打ち所がありませんね。キータッチもいいですし、バックライト対応、タブレット型にしてうらっ返すと、キーボードが持つのに邪魔にならないよう、キーが沈んでポチポチ押さずに済む細やかな工夫もあります。カスタマイズでLTEにも対応しており、モバイルノートとしてIBM時代から堅実なイメージであるThinkpadはカフェでも出来るビジネスマンに見えるでしょう。唯一4Kパネルのオプションはなく、WQHDまでとなっているのが少し惜しいですね。

HP Spectre x360 13

次に候補としては見た目の高級感ナンバーワンのヒューレットパッカード(HP)です。

サイズこそ13.3インチですが、フルHDの液晶パネルのクオリティがひときわ高く、アウトドアでも見やすい明度(650カンデラ)を持ってます。筐体も最高の素材を惜しみなく使い、性能も殺さず薄さにもこだわったモデルですね。それでも15万円からなので機能の多さを考えたらお得かなと思います。ペンも標準装備されており、本体収納できるのもいいですね。Thunderbolt3ももちろん対応しており、暗所でも使えるキーボードバックライトも装備。女性にもおすすめです。天板のロゴもおしゃれですね。

HP Spectre x360 13

HP Spectre x360 13

楽天での購入でしたらポイントが付いて高級なケースまでおまけで付きます。

DELL XPS 13 2in1

デルの2in1は、13.3インチ、14インチ、15.6インチあるんですが最新モデルが13.3インチで唯一Thunderbolt3搭載機になっています。挙げた3つのノートの中で、一番頑丈な造りだそうです。液晶パネルはシャープ製IGZOパネルで、タッチ式でもちろんペン付きです。鮮やかさも売りだそうで映画やライブ映像もおすすめな400カンデラ(ニト)あり野外での使用もしやすいと思います。CPUは消費電力のより少ないタイプでバッテリーの持ちも良く、お値段もクーポンを使えば新製品なのにかなりお得な価格設定です。DELLさんはゲーム用途のノートも得意なのでゲーム好きならALIENWAREがよりおすすめですけどね。


XPS 13 2-in-1プラチナ (アクティブペン付・ブラック)

Panasonic レッツノートLV7


Panasonic レッツノートLV714.0型ノートパソコン

Thunderbolt3、14型でフルHDの自社製高級パネルにDVDドライブ、LTE、それでいて最軽量の1.2~1.3Kg とどめに開発設計から組み立てまで生粋のメイドインジャパン!数あるノートパソコンの中でフル国産はレッツノートだけのようですので、このお値段(20~30万円)も仕方ありません。日本のビジネスマンに信頼の高いノートですね。残念ながらキーボードバックライトは無いみたいです。

まとめ

考えようによってはデスクトップ機はある程度パーツの大きさはかなりのマージンがあって設計もしやすいんですが、その性能を殺さずノートのサイズにまとめ上げるのはデスクトップよりかなり高度な事をしているわけです。液晶パネルも13インチで4Kパネルがあったり、デスクトップ機では使わないような高級パーツをふんだんに使ったりもしてますので未来を感じたいならノートも見逃せないですね。

ゲームやCG制作に必要なグラフィックカードも、外付けGPUボックスを必要な時に付ければいいですし、もう少し経てば5G通信が当たり前になり、クラウドゲーミングというサーバー側にあるグラフィックカードを使って映像をリアルタイム受信して楽しむ事も実現するでしょうから、もう大きなグラフィックカードもいずれ必要なくなるのかもしれません。CPU自体も普段使いには十分過ぎる性能をノートでも持ち始めていますので、必要な時は持ち歩けて、家ではモニターにつないでというスタイルが流行ってくるのかもと思い、その先駆けとなるであろう、最新のモバイルノートPCを選んでみました。

 

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