SUNNY 強い気持ち・強い愛レビュー 90年代を謳歌した世代はたまらん映画🌞

ちょっと面白かった映画があったのでレビューをしてみたいと思います。

 

うちの家族は週一回くらい晩ごはんを食べながら映画を見るのが恒例になってるんですが、娘がまだ小4なので字幕映画は少しまだ追いつけないもので、主に邦画かディズニーピクサー系の吹き替えが多いです。

邦画はあまりオトナな(笑)方向はアレなので、学生物の恋愛系もよく見ますが、大体おじさんおばさんは胸焼けする内容ですね・・・。そんなのも含めかなりの邦画を見ていますね。

アマゾンプライムで見ることがほとんどですが、どうしても見たい新作に、たまにお金を払って見ることもありますけど、基本は月額会員範囲で視聴出来る作品です。

それで表題ですが、この「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を今更レビューしようと思ったのは、リリース当時に直感ですがどうしても見たくて500円払って見て良かったので、また見たいなと思いつつももう一度課金するのはと思っていた所、つい最近プライムで会員無料カテゴリーになったため、嬉しくて即もう一度見たくらいだったもので、この強い気持ち・強い愛を伝えたいと思った次第です(笑)

最初にお詫びしておきますが、この作品が2012年の韓国映画のリメイクなのはもちろん知っています。原作好きなひとには申し訳ありませんが、今の所あまり関心はありません。

また基本的にあまりネタバレにならないよう話はしています。

 

とにかく僕は冒頭の現代から90年代後半に切り替わるシーンで涙が溢れそうになるほどガッツリ心を掴まれまして・・・・安室ちゃん全盛のコギャル世代ではないのにです。当時の子らは今アラフォー世代になるんですかね。

でもその時代の女子高校生がまさに日本のトレンドを作り出していたのはリアルタイムで見てきたので、そのあたりの再現はオリジナルの韓国映画では味わえないと思いますので。

 

キャストも本当に豪華ですね。5人のコギャル時代はともかく、現代のメンバーは演技力に定評のある方ばかりで、広瀬すずさんが篠原涼子さんは最初少し違和感もありますが、そこは手堅いキャストを重視してのことですね。監督は同一人物だと言い切ってましたが。

広瀬さんも田舎から出てきた子の演技もコミカルなんですが、表情もすごく細かくて可愛いのが癖になります。振り切った時の勢いも面白いし、それだけでも見る価値はあります。

 

そして感心したのは、最後までいじめ役・ライバル役だった、鰤谷美礼役の小野花梨さん。この子の演技が広瀬さんの次に光っていたと思う。

彼女の演技力は子役時代から培われたものみたいですが、とにかく本当にいそうなギャルになりきってるビジュアルも素晴らしいし、喋り方もこの役作りに徹したものだろうから、この子をもう一度見たいという気持ちも強かったです。

最後まで報われないし、メインキャストにも数えられない脇役なのが本当に可愛そうなくらいです。どうやら他のレビューでも評価は高いみたいですね。

SUNNYメンバーの梅役の富田望生さんも最近よくドラマや映画で見ますが、本当にいい演技をしますね。面白くて演技力あって、あの愛らしいビジュアルは替えの利かない日本の宝でしょう(笑)まだ20歳なのもびっくり。

 

他にもイケメン枠で出ていた三浦春馬くんは、個人的に好きな俳優さんなので広瀬さん演ずる奈美から鰤谷らのイジメメンバーを追い払うシーンは良かったですね。

 

現代メンバーに話を移すと、ある理由をきっかけにまた集まることになったのはいいけど、過去にあった事件のせいでみな散り散りになっており、手を尽くして探し見つかる子もいれば、中々消息のつかめない子も。その過程でコギャル時代に言ってたことに色々リンクしていくのが面白いと思います。

メンバーそれぞれの個性もギャル時代以上にみな光っており、安心して見れるというのは上からみたいでアレですが、過去との入れ替わりにすごくお得感もあるというか、楽しく見れます。

最後は決してハッピーとは言い難いんですが、報われなかったメンバーに最後の展開があったあたりは、多分韓国オリジナルのエッセンスが強かったのかな~と思ったりもしました。

 

そして、少し謎を残して終わりましたね・・・。どこかでネタバレはしてるんでしょうけど。このあたりは見てからのお楽しみで!

 

 

最初にも少し言いましたが、この映画は現在アマゾンプライムで会員無料の対象になっています。また有料になってしまうかもしれないので、ぜひ今のうちに見て損はない作品です!

40代前半のパパ、ママにはドンピシャで、お子さんが丁度JKあたりなご家族は相当楽しめそうですし、その上のコギャル時代を知るアラフィフ世代まで楽しめる、コメディあり、シリアスあり、ロマンスありの大娯楽ムービーとなっています。

とにかく冒頭はは必見、謎の感動が押し寄せますから、出来るだけ席は立たないでね(笑)

週イチ家族で映画デー、楽しみませんか。アマゾンをよく利用するのでしたら年会費4900円で送料無料の上、音楽や映画も見放題。Amazonオリジナルであるバチェラーシリーズや松本人志のドキュメンタルなども無料です。

今回のこの映画のように最初は有料でも、しばらくしたら開放とかよくあるので、こまめにチェックするといいですね。

そういえば天気の子も始まっていましたよ!

ぜひ楽しい団らんにアマゾンプライムをどうぞ。