「メタバース」は様々な分野で利用されています。有名アーティストのライブやリモートワークでのミーティングなど、必要に駆られて始めることになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、これからメタバースを始めてみたい方のために、始め方を解説します。
メタバースの初期費用
メタバースは仮想空間のことです。利用したいプラットフォームを選び、そこで自身のアバターを作成します。メタバースを始めるにはインターネットに接続できるスマホやPCが必要です。それらを持っていない場合は購入の必要がありますが、気軽に試してみたいというだけであれば、初期費用はかかりません。
プラットフォームによっては高スペックのPCや仮想通貨などの購入が必要になることがあります。
メタバースに必要なもの
メタバースを始めるのに必要なものを解説します。
スマートフォンやPC
メタバースはインターネット上で行われるため、スマートフォンやPCのような機器は必須です。
スマホのみで始められるプラットフォームもありますが、様々なサービスを利用したい場合はゲーミングPCのような高スペックのPCがあると良いと思います。動作がスムーズで画質も良いと、特にライブやゲームでは臨場感のある体験ができます。
仮想通貨の口座
無料でできる場合も多いですが、利用するプラットフォームによっては必要です。
メタバース内でのアイテムの売買など、課金が必要になる場面があり、その際に仮想通貨を利用することになります。
使う予定がある場合には、あらかじめ口座を開設し、日本円を入金しておくとスムーズにメタバースを利用することができます。
VRゴーグル・ヘッドセットなど
必須ではありませんが、VRゴーグルやヘッドセットがあれば、メタバースの世界に入り込むことができます。より臨場感を味わいたい方や集中して取り組みたい場合には利用すると良いようです。スマホ用のVRゴーグルもあるので、一つあると便利かもしれませんね。
メタバースの始め方
メタバースの始め方です。
- 利用するプラットフォームを選ぶ
- アカウントを作成する
基本的にはこれだけでメタバースを利用することができます。ただ、仮想通貨の利用がある場合には、初心者の方には難しいかもしれません。仮想通貨を利用する場合のメタバースの始め方をまとめました。
仮想通貨の口座開設
仮想通貨取引所の口座を開設します。まずは利用したいプラットフォームで使える仮想通貨の銘柄を確認しましょう。それを取り扱っている仮想通貨取引所を選び、口座開設に進みます。海外の取引所を経由しなくてはならない場合もあるので注意が必要です。
日本国内の仮想通貨取引所はCoicheckを選ぶ人が多く、CoincheckのYouTubeで口座開設や入金の方法を確認することもできます。
口座の開設自体は銀行口座などと同じで、本人確認書類などが必要です。
仮想通貨を購入
口座を開設したら日本円を入金し、仮想通貨を購入します。入金方法は銀行振り込みやコンビニ振り込みなどがあります。
利用するメタバースによってはさらに海外の仮想通貨取引所やDEXの利用が必要ですが、DEXは初心者には難しいため、海外の仮想通貨取引所の利用が一般的のようです。
ウォレットをつくる
仮想通貨を利用するには、仮想通貨専用のウォレットを作る必要があります。メタバースのウォレットとしてはMetaMaskを利用することが多いです。
ウォレットとは仮想通貨を管理するための財布のようなもので、仮想通貨取引所で購入した仮想通貨を送金することで使えるようになります。
プラットフォームとウォレットを連携させる
利用するメタバースのアカウントを作成し、ウォレットと連携させます。連携自体はプラットフォームのやり方に従えばすぐにできます。
まとめ
初心者向けにメタバースの始め方を解説しました。手軽に始めたい場合はスマホのみでも可能ですが、仮想通貨の利用がある場合は少し複雑になります。利用したいプラットフォームをよく調べ、必要に応じて購入するとよさそうです。