吉田鋼太郎×中村倫也 CMでも話題!ウマ娘 プリティーダービーとは

「10連無料だウマ娘」というフレーズを耳にしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。これは中村倫也さんと吉田鋼太郎さんが出演する人気スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のCMのものです。ウマ娘は2021年の「ネット流行語大賞100」で大賞を受賞、さらに2022年2月24日で配信1周年を迎えたことでも話題となっています。

ウマ娘って名前は知っているけど、実際どんなゲームなのか、なぜそれほど話題になる程人気なのか、気になっているという方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は【吉田鋼太郎×中村倫也 CMでも話題!ウマ娘 プリティーダービーとは】と題してゲームの概要と、なぜ人気なのかまとめます!

ウマ娘 とは

ウマ娘プリティーダービーとは、Cygamesが提供するスマートフォン向けゲームアプリとPCゲーム、そしてそれを中心としたアニメやマンガなどのメディアミックスコンテンツのことを指します。

ゲームのジャンルは「育成シミュレーション」。競走馬を可愛い女の子に擬人化した「ウマ娘」を育成し、「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指すという内容です。ゲーム配信前の2018年2月からYouTubeチャンネルの運営をしており、2022年3月4日時点で登録者数86.5万人、総再生回数1億3646万回を記録しています。

ちなみに出てくる名前は全て実在する馬名が由来となっており、馬主から承諾を得ているそうです。

ウマ娘が人気の3つの理由

ウマ娘 プリティーダービーはなぜ人気なのでしょう。理由を調べていくと、競走馬・競馬へのリスペクトがベースにあり、その上で

  • クロスメディア展開
  • ゲーム性
  • 魅力的なキャラクター設定

の3つが大きな要因として挙げられます。それぞれについて順番に説明していきます。

クロスメディア展開

2016年のウマ娘にまつわるプロジェクトが発表されてから、プロジェクトの肝となるアプリが配信されるまでに、アニメやマンガなどのメディアで展開されてきました。ウマ娘自体実在する競走馬をもとにキャラクターが設定され、ストーリーにもきちんと落とし込まれているため、競馬ファンが初めて見て当時を思い出し、うるっとしてしまうほどの内容になっています。また、競馬を知らない方でも楽しめるようにわかりやすく競馬について説明をなされているので、誰が見ても楽しめる内容になっています!

ゲーム性

ウマ娘のゲームジャンルは「育成シミュレーション」にあたります。スピードや持久力など、複数のステータスを上げていき、イベントでスキルを獲得、それらを駆使してレースに挑むというゲームシステムです。これだけだと真新しさもなく、スマホアプリでもパワプロなどもこれにあたります。

ウマ娘がゲームとしてこれほど人気になったのは、スマホアプリだけでなくPCゲームも同時に発表をし、展開したことが背景にあるようです。ウマ娘のアプリが発表された2021年2月は荒野行動などが流行っていましたが、こちらのタイトルもウマ娘同様スマホアプリとPCゲームでの展開となっているため、外ではスマホ、家ではPCの大きな画面で、ということが可能で、これが当たってこれほどまでにその人気が広がったのではないかと思われます。

ウマ娘は基本無料で遊べますが、「ジュエル」を活用することでより多くのことができるようになります。無料でも手に入る機会はありますが、購入することでより多くのジュエルを手に入れることができます。ただし、スマホとPCとの共有はできませんので、ガンガン課金をして娘を強くしたい、たくさん遊びたい方はスマホかPCのどちらかに絞るか、それぞれで課金する必要があります。

ゲーム性でもう一つ!ウマ娘はレース後に「ウイニングライブ」というものがあります。レースに入賞するとライブに出演、優勝するとセンターでの出演が可能です。自分が推しているキャラクターがセンターでライブに出演している時の嬉しさは代え難いところがあり、それも人気の大きな要因となっています。

魅力的なキャラクター設定

登場するキャラクターは美少女で、それだけでも興味深いところですが、実は各キャラクターの細かい設定に実物へのリスペクトが感じられます。

キャラクターの見た目

まず、キャラクターの見た目自体が実物へのリスペクトを感じられるものになっています。

詳しく見ていくと、競走馬の毛色をウマ娘 キャラの髪の色に反映されています。芦毛(あしげ)はグレーに、栗毛はブラウン、黒鹿毛(くろかげ)は黒に寄せています。さらに馬の顔の模様までも取り込んでおり、トウカイテイオーなど、顔に白い毛がある馬は前髪の一部だけワンポイントで白くしています。

キャラクターごとに異なる身長

それぞれの馬の大きさに合わせてキャラクターの身長も変えていることも実物へのリスペクトを感じます。そもそも競走馬も人と同様に体格差があるため、競走馬の体格に合わせてキャラクターが作られるべきで、ウマ娘ではそれが見事に表現されています。現役時代にもその巨体で話題になったヒシアケボノは、180センチとかなり高身長の設定となっているため、その存在感から「遠近感が狂う」などゲームファンの間で話題になっています。

キャラクター同士の関係性

さらには、キャラクター同士の関係性までも実物へのリスペクトが感じられます!スペシャルウィークとエルコンドルパサーの方がライバル要素を強めに描かれています。この2頭にグラスワンダーを加えた3頭は、年度代表馬の選考について競馬ファンの間で激論になったため、長年の競馬ファンの方も納得の設定となっています。

まとめ

以上、【吉田鋼太郎×中村倫也 CMでも話題!ウマ娘 プリティーダービーとは】と題してまとめてきました。

実物に対するリスペクト、愛が感じられるウマ娘 キャラ設定展開ストーリー、レース後のウイニングライブなど、楽しさも多いことで爆発的な人気を誇るウマ娘。クロスメディア展開も好調で今後の発展も楽しみなコンテンツです。ゲームやアニメがきっかけで競馬場に足を運んでみる方も少なくないようなので、このブームが一過性のものではなく、カルチャーとして定着するといいですよね。