ここ数年、世界中で家庭用の3Dプリンターの販売数が急激に伸びているのはご存じでしょうか。プリンターと聞いたら、年賀状や書類の印刷などの用途で使用されるイメージを持たれている方も多いでしょう。ただ、3Dプリンターは従来のそういった使用用途からは想像もつかないようなさまざまな目的で使用することができ、その便利さが世界中のユーザーの購買欲を刺激しているようです。
では、家庭用3Dプリンターでは何が作れるのでしょうか。本記事ではそれらに加えて家庭用3Dプリンターの相場やおすすめの機種なども紹介していきます。
家庭用3Dプリンターで何が作れる?
はじめに、世界中で急激に販売数を伸ばしている家庭用3Dプリンターで一体何が作れるのかについて紹介していきます。主に家庭用3Dプリンターで作れるものは下記のとおりです。
- フィギュア
- スマホカバー
- 模型
- キーホルダー
- アクセサリー
家庭用3Dプリンターという名前だけあって、従来のプリンターのイメージを覆すような3Dの小物を制作することができるのが最大の特徴です。近年では家庭用3Dプリンターを用いてフィギュアを制作する企業のみならず、個人でも自宅で制作してオリジナルのフィギュアに仕上げる方も増えているようです。制作の幅が広いので、世界で一つしかないオリジナル作品を制作できるのはとても魅力的なのではないでしょうか。
SNSではさまざまな実用例も
上記では、家庭用3Dプリンターで作れるものを紹介しましたが、最近はInstagramやYouTubeなどで家庭用3Dプリンターを用いて自作した作品をアップする方も増えてきました。中でも立体的な街並みなどをイメージしたジオラマ模型や鉄道模型、はたまた個性的なスマホカバーなどを制作する動画が特に多くの再生数を稼いでおり、バズっていました。ある程度の知識や材料などは必要になりますが、こうしたクリエイターと家庭用3Dプリンターの相性は非常によく、連日のように魅力的かつ個性的な製品が制作されてSNSにアップされており、今となってはある種一つのジャンルとして確立されているともいえるでしょう。
家庭用3Dプリンターの相場価格は?
では、さまざまな創作活動に役立つ家庭用3Dプリンターは、一体どれくらいの価格で手に入るのでしょうか。ここからは家庭用3Dプリンターの相場価格について触れていきます。
2025年1月時点でのデータにはなりますが、家庭用3Dプリンターの大まかな相場価格をまとめてみましたので下記をご確認ください。
- 家庭用3Dプリンター:1万円〜20万円
- 企業用3Dプリンター:50万円〜1000万円
正直なところ、性能や対応素材によって値段のバラツキはかなりあるといえるでしょう。ただ、家庭用3Dプリンターであれば10万円以下で探せばそれなりの性能の家庭用3Dプリンターを購入することができます。機種によって制作できる製品や対応素材が異なりますので、金額はもちろんのこと、そういった性能も必ずチェックしておくことをオススメします。
おすすめの機種は何?
最後に紹介するのは、家庭用3Dプリンターのおすすめの機種です。
結論から言うとおすすめの家庭用3DプリンターはFLASHFROGE社が発売している「adventure3」です。「adventure3」は価格が税込49,500円と比較的良心的な機種ですが、対応している素材も多く、初めて家庭用3Dプリンターを扱う方でも簡単に操作できるような作りになっています。
また機種の重さも非常に軽く、持ち運びしやすいのも魅力的なポイントの一つです。まさに家庭用3Dプリンターの入門機種ともいえる作りなだけに、初めて家庭用3Dプリンターに触れる方には全力でおすすめできる機種とも言えるでしょう。
まとめ
本記事では近年世界中で話題になっている家庭用3Dプリンターについて、制作できるものやおすすめの機種などを紹介しましたがいかがでしたか。自宅でフィギュアや模型、スマホケースなどを制作できることもあり、創作意欲が高い方にとってはとても魅力的な家庭用3Dプリンター。そういった方でも「adventure3」は非常に操作がしやすく、オススメできる機種となっています。是非気になっている方はこれを機に、家庭用3Dプリンターの購入を検討してみてはいかがでしょうか。家庭用3Dプリンターを使用することで、きっと創作の幅が何倍にも広がることになると思いますよ。