先日の投稿でも取り扱った「e スポーツ」。結局のところ、それって何なの?という疑問をお持ちの方のために、今回はe スポーツの概要をまとめてみました!
e スポーツとは
e スポーツは、Electronic Sports の略であり、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を表す言葉です。コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技としてとらえる際の名称です。
eスポーツの歴史
ここでは、どのようにe スポーツが発展してきたかを振り返ります。
1980 年代
コンピューターゲームが誕生。数多くの大会が開催された。
1990 年代
日本で格闘ゲームがブームに。 欧米ではインターネットの普及によりゲームのスポーツ化が加速し始める 。
2000 年
「e スポーツ」という単語が使われ始め、産声をあげる。10 月に関連大会初開催!
2003 年
ESWC(Electronic Sports World Cup)がフランスで開催される。 11 月 には、中国で 99 番目の正式体育種目に認定される。
2015 年
一般社団法人日本プロ e スポーツ連盟設立
e スポーツの競技人口
現在、世界で数億人とも言われているe スポーツの競技人口。e スポーツは、世界中で拡大の一途をたどっています。すでにアジア大会なども開催されており、その大会の優勝賞金 はなんと 1 億円になることも!ゲームの達人たちは、もはやアスリートと同様な扱いなのです。
実は、日本国内でも「プロゲーマー」が増えており、大会に出るために毎日何時間もゲームをやる中高年が増えてきているとか。実際、ユーチューブではゲーム実況、ゲーム配信などをアップロードしている人たちも多いですよね。
e スポーツはオリンピック種目になる?
そんな中、IOC(オリンピック組織委員会)のバッハ会長が将来的にオリンピック種目として検討する可能性があると示唆したのです。まだ正式種目にはなっていませんが近い将来確実にオリンピック種目になることでしょう。 実は 2021 年 5 月に IOC 主催の e スポーツ公式大会が開催されていたのです。
日本では国体で「ぷよぷよ」登場!?
日本では、2019 年茨城県で行われた国体で文化プログラムの一環として e スポーツが実施されたという事例があるのです。参加の年齢制限などは一切なく、この大会の最年少は 8 歳の小学生、最年長 は 40 歳の社会人でした。そんな中、競技として行われたeスポーツ 種目が「ウィニングイレブン」と「ぷよぷよ」でした。
最後に
もはやゲームは、世界共通の「スポーツ競技」となったと言えそうですね。世界中で e スポーツが流行している現在、子供たちの「将来の夢」でプロゲーマーが No.1 になる日も確実に近づいているでしょうね!