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ノートPC探しでわかった!MacbookPro13の内蔵グラフィックは最強説

投稿日:2019年5月5日 更新日:

 

仕事で20年ほどMacを使っており、家では自作PCを使っています。

モバイルノートが欲しくてWindowsはもちろんMacのスペックを調べていたんですが、Macの仕様って結構濁してる書き方というか、独自の書き方で自作PCユーザーにとってはどの型番を言ってるんだろうとイライラしますw

それでインテルのサイトに行き、CPUの周波数とブースト周波数の数値と内蔵グラフィックチップから割り出すわけですが、そこで面白い事がわかりました。

CPUのIntel内蔵グラフィックの型番をチェックしGPUのベンチマーク比較サイトでPassmarkの数値を見てみたら、意外とCPUの性能と内蔵グラフィックの性能って比例して高いわけではないんだなと気づきました。Intel内蔵グラフィックには大きく分けて3種類あるんですね。

色々調べているうちにどんどん興味が出て、今CPUの描画性能の扱いについてどうなってるのかを探ってみました。

Macで使われてるCPUとIntel内蔵グラフィック

2019年4月時点でMac現行品のintel CPU内蔵グラフィックで動く機種一覧です。それぞれのPassmarkの数値も一緒に載せています。3種と書きましたが内蔵グラフィックはHD graphics、UHDgraphics、Intel Iris Plusに大きく分けられます。

Macbook Pro15インチ・iMac 新21.5と新27インチモデル・iMac Pro・MacProはAMDの外部グラフィックですので除外しています。

Mac内蔵GPUモデル CPU型番 世代 コア/スレッド 動作周波数 周波数(ブースト) 内蔵グラフィックス Passmark値
Macbook Core m3-7Y32 7th 2/4 1.1GHz 3.0GHz HD graphics 615 731
Core i5-7Y54 1.2GHz 3.2GHz
Core i7-7Y75 1.3GHz 3.6GHz
Macbook Air 旧 Core i5-5250U 5th 2/4 1.6GHz 2.7GHz HD graphics 6000 829
Core i7-5650U 2.2GHz 3.1GHz
Macbook Air 新 Core i5-8210Y 8th 2/4 1.6GHz 3.6GHz UHD Graphics 617 870
Macbook Pro13 旧 Core i5-7360U 7th 2/4 2.3GHz 3.6GHz  Iris Plus graphics 640 1419
Core i7-7660U 2.5GHz 4.0GHz
Macbook Pro13 
Touch bar 新 2019
Core i5-8279U  8th 4/8 2.4GHz 4.1GHz  Iris Plus graphics 655 1959
Core i7-8569U 2.8GHz 4.7GHz
iMac 21.5 旧 Core i5-7360U 7th 2/4 2.3GHz 3.6GHz  Iris Plus graphics 640 1419
Macmini Core i3-8100 8th 4/4 3.6GHz ブースト無し UHD Graphics 630 1197
Core i5-8500 6/6 3.0GHz 4.1GHz
Core i7-8700 6/12 3.2GHz 4.6GHz

※MacBook AirのUHD617のPassmark値のみ掲載されてなかったので、UHD615とUHD620の中間なので推定値を入れています。

2019年5月にMacbook Proに新型が出ましたので、13インチモデルを2019年仕様に修正しました。

Intel内蔵グラフィック描画性能順に並べると

MacPro 2019 13inchタッチバー>旧Macbook Pro13=旧iMac21.5インチ>Macmini>新MacBookAir>旧MacBookAir>Macbook

表からもわかるようにIntel iris graphics >UHD graphics >HD graphicsの順に性能が高いです。

2019年のMacの半数以上コア数は2コアで、これだけインテルの内蔵グラフィックでラインナップを揃えてるのにWindowsPCと比べコスパ的にはかなり悪いと言わざるを得ません・・・。
自分で交換出来ない(しにくい)メモリやSSDの変更も正直割高過ぎますしね。映像やデザイン、大学関係、病院関係、音楽関係の方が経費で買うものという感じですね。

Abobe CCなどを使うにしても、MacbookPro13のタッチバーがPhotoshopやLightroomでなんとか使い物になるかという位ですね・・・。動画編集はそもそも内蔵グラフィックでは厳しいですし。
PC自作が趣味でもあるのでもどかしいです。

でもWindowsPCも、結構どのメーカーも量産型のCPUのみ採用してるメーカーが多く、それでコストを下げてるのもあるんでしょうけど、最新型はほぼUHD620か630のようです。ちなみにUHD620のPassmark値は1036です。

新製品にもかかわらずMiniと新Airが意外としょぼいのがツライですね。まぁまだMiniはCPU自体の性能が高いのでいいのですが。
にしてもMacは特殊なCPUを沢山使ってますね。もしかしてApple側から発注したスペックをもとに選別した特注品なのかな?2019新型MacbookPro13のCPUも出てから、インテルの表に新たに追加されていました。
エアフロ―とか軽量化とか全体に気を使って無駄を可能な限り削ぎ落すデザイン哲学のおかげで、いろいろ性能は犠牲になってるんでしょうね。

内蔵グラフィック性能が高いIntelCPUは

2019年の現時点でコンシューマー向け最高性能のCore i9-9900Kでも内蔵グラフィックはIntel UHD630が採用され、Macminiをはじめ他のデスクトップ型もよく採用されています。

Macminiも買いたいと思ってましたが、mini単体として使うにはあまりに非力なことがわかり、振出しに戻りました。

Passmarkの数値からもわかるようにIntel Irisシリーズの方がのきなみ性能は高く、内蔵グラフィックチップにNVIDIAやAMDのグラフィックチップを積んだノートなんかにはもちろん敵いませんが、膝の上に置けないほどの発熱や一気に上がる重量などの問題がどうしても出てきますから、特にモバイルPCなんかはCPU単体で可能な限り描画性能が高い内蔵グラフィックが合理的かなと思います。

ということでグラフィック性能の高いチップを持つCPUをピックアップしてみると・・・

現在Intelの内蔵グラフィックで一番性能が高いのは、XeonのIris Pro P580らしいですが、一般向けではないサーバー用で高価なのでおいといて、2番目に高いIntel Iris Plus 655が搭載されてるCPUは

  • Core i7-8559U 第8世代 4コア/8スレッド 2.7GHz ブースト時4.5GHz  2019 MacbookProは Core i7-8569Uに変更
  • Core i5-8269U 第8世代 4コア/8スレッド 2.6GHz ブースト時4.2GHz  2019 MacbookProは Core i5-8279Uに変更

の2種となるようです。ただしこの最後にUのついたCPUはモバイル用なので、単体売りはしておらず、ノートかNUCなどのマザーボードと一体型になるみたいです。

このCPUを使ってるWindows PCはあるのか調べると、Intelが出してるNUC(小型PCベアボーン)でのみ採用されているようです。AppleがなにがしらこのCPUたちの専売を握っていてインテル以外は使えないのかも。

Core i7-8559Uが組み込んであるNUC8I7BEHで実売6万円くらいです。

Core i5-8259Uを採用したNUC8I5BEHです。実売5万円台です。Core i5だけ二種類あり、NUC8I5BEKはより薄型で機能を絞ったものになります。

とりあえずIntel内蔵グラフィックを使った最高性能なPCは上の3つのNUCだけなるみたいです。(2019年4月現在)

 

そんなわけで内蔵グラフィック性能が高いのはMacbookPro13インチのCore i5-8269UとCore i7-8569Uのみ、という事になりそうです。そう分かると内蔵グラフィックも可能な限り性能を上げたいというAppleの思いも理解できます。

Macbook Proはもちろん、このIntelNUCシリーズにもThunderbolt3がついてるので、対応した4Kモニターへ給電しながら60Hz接続が出来ますし、外付けGPUにつなぐ事も可能ですね。NUCにはVESAマウンターが同梱されてるので、モニターの裏側にねじ止めし、モニター一体型PCのように使えます。

NUCはベアボーンなのでメモリとSSD、Windows10は別に買わないといけませんが、ハード的に考えたら絶対こちらのほうがMiniよりコスパは高いです。自作好きとしてもとても興味がわきますね。

自分でしたら、ノートだったら排熱がうまくいかない場合にCore i7だとむしろ性能低下を引き起こす可能性があるのでCore i5を選びますが、デスクトップならそんな事考えなくても良いのでCore i7搭載のBOXNUC8I7BEHを選びますね。マックのオプションだと+33,000円なんですが、NUCは一万円ほどの差額ですし。

そして重い映像処理やゲームがしたくなったら外付けGPUケースと、ゲームに見合ったグラフィックカードを買いその時だけ使って電気代も抑える。デスクトップ機より少し性能は落ちますが、画期的なシステムだと思います。

AMDも頑張っています

AMDも内蔵グラフィックは結構強いイメージなので調べてみると、モバイルで今一番高性能なCPUはAMD Ryzen7 2700U内蔵のVega10がPassmark1613ですので、これを搭載したノートPCはIris Plus 655の次に描画は優秀と言えそうです。CPU自体の性能はIntelには少し負けてるようですが。

最近モバイルAMDのノートが増えてきていますが、その例としてLenovoのThinkpad AシリーズのA485なんかは AMD Ryuzen7 Pro 2700U APUを採用、内蔵グラフィックはRadeon Vega 10の14インチのノートで非常に安価でコスパも高いモデルです。Lenovoはキータッチの良さでも定評あるし、堅実な造りとNECを傘下におさめ国内生産もしているため信頼性も高いですね。今Windowsノートを買うならLenovoさんの製品から選びます。

IntelとAMDがフュージョン!反則CPU

これはお互いのいい所を合体させてる、話は聞いていましたが実際性能もやばいみたいですね。

融合というか同じヒートスプレッダ内にとりあえず収めたという感じですが、これも立派な内蔵グラフィックですね。
MGとMLがありNVIDIAでいうGTX1050Tiに匹敵する性能を持っています。

Core i7-8809G 第8世代 4コア 3.1GHz ブースト4.1GHz Radeon RX Vega MG Passmark 6990
Core i7-8705G 第8世代 4コア 3.1GHz ブースト4.2GHz Radeon RX Vega ML Passmark 5162

それぞれの搭載製品としては、Core i7-8809GがIntelの自社製品でIntel NUC Kit NUC8i7HVKが出ています。

4Gamerでのレビュー記事を読みましたが、この小さな筐体(200×100×26mm)でフルHDモニターならそこそこのゲームが出来るようで、消費電力も低めと面白いNUCだと思います。
お値段はベアボーンの状態で11万前後、そこにメモリSSDとOSを足すならそこそこのGTX1060ゲーミングPCが買えてしまいますので悩むとこですが、この凝縮感を楽しみたい方はいいんでしょうね。

そしてCore i7-8705GはノートPCにも採用されています。

15.6インチIPS高画質大画面でいて、液晶パネルが360度回転するので、テントモードやタブレットモードなど自在に使える4Kタッチ画面でペンも使えるとあらゆるワガママを凝縮した一台です。お値段さえ安ければ欲しい垂涎サーです。

ひとつ前の型になりますがHPにも15インチで画面が360度回転型のモデルになります。その分お値段もオトクになっています。高級感を持ち歩きたいならこれですね。

まとめ

内蔵グラフィック機能はデスクトップ機なら使う事もなく忘れられる事も多いですが、ノートや小型PCなどではまだまだ需要がありますし、それなりに選択肢があるんですね。

2019年5月の時点ではIntel Iris Plus655を搭載したCPUを使っているのは最新のINTEL NUCとMacBook Pro13だけで、純粋な内蔵グラフィックの中で選ぶならこのふたつが至高ということですね。特にBOXNUC8I7BEHのコスパは素晴らしいと思います。

モバイルノートとしての最新のTuchbar搭載のMacbookPro13も価値のある一台として非常におすすめできますね。MacはWindows10も動かせますからね。

追記:

5月28日にIntelから第10世代の最新CPU(Ice lake)が生産開始とアナウンスがありました。今回はまずノート用のCPUからで、さらに内蔵グラフィックの性能が上がり、フルHDで遊べるゲームが増えるそうで性能の高いIntel Iris シリーズとなるようですから当然AppleもこのCPUを採用したMacbookが出るでしょう。ただこの時点でWWDCがすぐ目前ですのでここで新製品とはいかないでしょうね。一応Dellや有名ベンダーは試作品をConputex Taipei2019では展示してたようですが・・・。

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