2015年 進学・就職におすすめ!超静音高性能パソコンセット

2015年進学や就職にに合わせてパソコンを新調したい、一人暮らしに持って行きたいと思う方が多いと思います。
そんな方におすすめな、高性能を追求し、かつ動作音を究極まで静めたコストパフォーマンスに優れたパソコンをご紹介したいと思います。

ご紹介するパソコンは、BTO(Build to Orderの略)パソコンといい、いわゆるオーダーメイドで自分で選んだパーツを職人さんが組み込んでお手元にお届けする、というものです。
全国にあるパソコン専門店は、大体各自オリジナルパソコンを販売しているものですが、その中でも大手といえば、
ドスパラ、ツクモ、サイコム、マウスコンピューター、パソコン工房(ユニットコム)の五つが個人的には挙げたいショップです。

その中でも私が今回特におすすめしたいBTOパソコンは、サイコムさんのBTOパソコンになります。
理由は各ショップ性能に合わせていくつかグレード別に販売しているのに対し、
基本コンセプトがしっかりあった上で、性能はカスタマイズで決めて下さいというスタンスのBTOパソコンなのです。
そのコンセプトとは題名にもありますが、超静音です。

デスクトップパソコンは電源とCPUとグラフィックカードが結構な熱を発しますので、それを逃がしてやるファンが必要なのですが、そのCPUのファンの風切り音が安いものだと結構な音を出すのですが、
そのファンをわざわざ海外製の静音で名の通った製品を採用するこだわり様に、グラフィックカードも低負荷時には回転を0まで落す賢い機能を搭載したもを搭載、なおかつそのすべてを内包するケース自体も、
余計な音を外部に漏らさないよう、しっかり防音処理されたメーカーのものを選んでいます。電源も静かなものが選ばれています。

私は昨年暮れにパソコンを自作したのですが、そのときこのパソコンの構成を参考にさせてもらいました。結果、動いているのかよほど耳を澄まさないとわからない程静かなパソコンが出来ました。
その感動を皆さんにも共有して頂きたく、ご紹介したいと思ったのです。

このパソコンなら今流行のPCゲームも余裕のパワーでこなせます。
今回は特に現在全世界で400万人が登録しているというスクエアエニクスの代表作「ファイナルファンタジーXIV(14)新生エオルゼア」を主軸に置いた構成です。
このゲームの最高設定の綺麗な解像度で遊べるパソコンなら、今リリースされているPCのほとんどがストレスなく遊べるでしょう。

サイコムさんは、カスタマイズの幅がとても広いので初心者の方などはとても難しいと思います。
ですので、一応自作歴10年以上の経験を持ちます私から、おすすめのカスタマイズ例をご紹介しようと思います。
改めてテーマを付けるなら「FF14が快適に遊べる、超静音BTOパソコン」です。
まず土台となるBTOパソコンはこれです。

Silent Master Proの名を冠した静音重視かつ高性能BTOパソコンシリーズです。
4種ありますが、その中からコンパクトなMicro-ATXのものをチョイスしました。


サイコム Silent-Master Pro Z97 Mini

カスタマイズによっては多少の静音の差は出ますが、基本ささやき声よりも静かな動作音です。

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CPU…intel Core i5-4460 ネット検索や動画の再生、一般的なPCゲームなど同時に動かしてもそれほどCPUには高負荷がかかりませんので、Core i5クラスの4コアCPUであれば大抵の事はこなせます。そのエントリークラスであるCore i5-4460を選んでいます。予算があればCore i7-4970あたりがBTOパソコンにはよく採用されるのでこちらでもいいと思います。

CPUファン…Noctua製の静音ファンと高効率なヒートシンクで静音低温度を実現しています。これはこのままでOKです。

マザーボード…あえて後からパーツの交換や増設は無い想定で一番ベーシックなH97マザーを選んでいます。品質に定評あるASUS製ですので初期不良等なければ長く使えるでしょう。

メモリ…8GB DDR3 SDRAM PC-12800 [4GB*2枚/メジャーチップ・6層基板] …簡単に言えばCPUへ送るデータ処理の一時保管場所で、この容量が多ければそれだけ処理する能率が上がります。ですが8GB以上はよほどの事をしない限りは使わないので4GBメモリ2枚の8GBで十分です。

カードリーダ…SDカードなどを読み込む専用スロットを、DVDドライブの下などに組み込みます。必要であれば。

SSD…OSとアプリケーション、ゲームのプログラムデータ等を格納する場所で、動画や写真などかさばるものはHDDに入れるのが主流です。おすすめはSSD256GBに最低1TBのHDDのセットです。通常SSDにOSがインストールされ出荷されます。

DVD…LG GH24NSC0 DVDマルチドライブ(DVD再生・作成) 上位ドライブにはブルーレイもあります。

グラフィックカード…NVIDIA GeForce GTX960…無印なものよりはASUS製のSTRIX-GTX960-DC2OC-2GD5が、きっちり温度管理とファン回転を制御してさらに静音性が期待出来おすすめです。

サウンド…マザーボード上の出力を使います。

拡張カード…必要に応じて。TVキャプチャーカードなど。

ケース…このままでいいと思います。

電源…be quiet! PURE POWER L8-600W が標準で静音性と出力600Wは十分なスペックです。CoolerMaster V650 Semi-Modular RS650-AMAAG1-JPがサイコムさん的にはオススメのようです。

ディスプレイ…EIZOのFS2434がゲームに特化したいくつもの機能がついてオススメですが、もちろん普段使いにも標準以上のクオリティがあります。国産で5年間保証もポイントです。

他は好みに応じて、というところです。

上記の組み合わせで、大体ディスプレイ込み19万円前後だと思います。

大手電機メーカーのおしゃれな薄型、一体型PCもいいですが、24型モニター付きで、ほぼ最近のPCゲームがストレス無く遊べるパソコンがこの値段で手に入ります。コスパは高いことが、大手メーカーとスペックを比べればすぐわかります。

特に一体型のお洒落なPCは、ノートパソコンが形を変えているだけで、性能もお察しなものばかりですからね。

もちろん、事務作業やブラウザーなんかを見るのは問題ないですが、動画編集なんかは到底無理です。やったとしても相当時間がかかります。
それなら一体型のiMacなどを買った方がいいですね。ゲームをあまりしないなら、iMac5Kはいいパソコンだと思います。

以上、進学や就職を機にパソコンを購入予定の方にオススメなBTOパソコンのご紹介でした。