DTI格安SIMとカーオーディオで車内快適空間

MVNOがどんどん価格競争の激化もあって、庶民にはどんどん使い易くなってきました。

現在私もDTI(三菱ドリームトレインインターネット)の老舗プロバイダーが出している格安SIMサービスの提供する使い放題プランに入っています。

半年間、2,200円が1,200円でパケット使い放題という破格プラン♪

DTI SIMプラン

私の場合、何が一番これで恩恵をうけてるかといえば、車内空間での視聴環境です。

出来そうで出来なかった、車内での映画や、YoutubeなどのMVを気軽に、また高音質で見ることをこれで実現出来ました。

メインの端末はSONYのタブレットZ4、ただしもう国内で新規販売はしておらず、新品は並行輸入品ですが音質、画質ともに満足出来る一台です。ドコモ版の中古なら、テレビも見れます。

タブレットからmicroUSB経由で車載用DAC(デジタル>アナログ変換)といえばオーディオテクニカAT-HRD5で、そこから変換した高音質なアナログ音声を、CDデッキケンウッドのI-K700のAUXへと繋ぎ、プリアンプ、アンプを通して車のスピーカーで音声を出力しています。Youtubeでアーティストの公式PVなど再生すると、車ならではのライブサウンドが楽しめます。

タブレットは1DINを使って固定出来るタブレットホルダーを購入、普段はCDデッキがタブレットで隠れますが普段は音量くらいしか触らないので大丈夫です。

タブレット側でランダム再生にすれば、手元で操作出来るジュークボックス化します。タブレットも10.1インチで画面が大きいので操作しやすいですし。

充電もシガレットでUSB対応の充電器をさしておけば常に音楽聞きながら充電も可能です。

唯一このシステムの弱点は、車を切ると次動くときすぐ再生しないので、タブレット側で設定オン、リモコンなりでスタートさせないといけないところですね。

出来るなら、車の2DINスペースにカチャッとタブレットを装着出来るようなワンオフの加工がしたいです。ipadminiならマウントキットはありますけどね。

そして今CDデッキ経由で音を出してますがもっと音をダイレクトに、簡単にいえばアンプに直つなぎして音を出したいと思っています。

それのノウハウを今色々勉強中です。専門用語になりますが理想はアナログのチャンネルデバイダーとプリアンプを使い、音楽的損失を最小限に抑えながらスピーカーまでつなげるシステムです。

タブレット>AT-HRD5>Audioconrtol Four.1>Audiocontrol EQXまたは24XS>4chアンプ>スピーカー・サブウーファー

four.1で音声信号をクリアに増幅させ、EQXで高域中域低域と帯域を分けた信号を作ってアンプへ流し、各スピーカーへ。Four.1はフロントで音量や前後フェーダー、簡単なイコライジングも出来ます。それか、もう少しシンプルにソニーの海外で発売されている1DINデッキ、ハイレゾも対応している「RSX-GS9」から、次世代Bluetooth規格のLDAC経由で音声を伝送し、そこからアンプ、スピーカー出力ですね。LDAC規格はハイレゾレベルの大容量の音楽情報を送れるので、従来の低音が抜けたような転送じゃなくなっているそうです。Z4タブレットは、唯一タブレットでLDACに対応してるんです。最新のSONYスマホには全部対応してますけどね。このシステムをiPadminiと有線で実現してる人は知ってますが、ソニーでまとめているひとはまだ知りません。この接続なら充電も心配ないから理想のシステムだと思うんですけどネットは一人も見当たらないですね。まぁRSX-GS9が高過ぎるし輸入しないといけないのが大きな関門なんですけどね。国内でも多分導入してるの4〜5人くらい?LDACがノイズや断線だらけだったらがっかりですけどね。

ただ個人的にハイレゾ自体にはあまり興味なく、いままであるCDが聞ければ大体OKなので、WAVかFLACで取り込んでCDを劣化最小限で再生できればいいんです。ぶっちゃけ車でハイレゾはちょっと行き過ぎてると思ってますし、そもそもCD音質がしっかり聴けるシステムじゃないと楽しくないですよね。タブレットには128GBのmicroSDカードが入るので、現在2,600前後のWAVや未圧縮なFLACファイルをランダム再生しています。まだまだ曲は入ります。

個人的には単体デジタル式のDSP付きアンプとかにお金かけるなら、ソニーのデッキが欲しいんです。日本だけみたいですよ、外付けデジタル式DSPをあんなにありがたがるのは。それよりも各機器の正しい取り付けと、再生するメインデッキの方が大事です。何度もデモカーでデジタルDSPで操作された音を聴きましたが、音は一見(一聴?)まとまっていますが、なんだか楽しくないんです。その原因はタイムアライメントによる所が大きいと思っています。耳がいい人は違和感を感じますし、位相と基音倍音の仕組みを改悪し、本来の音への感動を削いでしまうと思っています。助手席では聴けたものではないですしね。もしかしたら純正のカーオーディオともう一回聴き比べてみたら、ショックを受ける人や自分の方がいいと言い聞かせる人も少なくないかも。

まぁもともと貧乏性なのもあるんでしょうけど、お金のパフォーマンスを最大限に使いたいんです。価値があればお金は出しますが、真実を知る為にはヘビのようにしつこくしつこく調べますね。家を建てる時もまわりが引くぐらい調べ上げましたし。言われるまま高額なシステムを取付ける前に、今一度考えてみるといいんじゃないかと思います。まずは安いシステムから、DIYでやれることはやって音の違い、成長を段階的に感じられたら、ハイエンドがいかに異常な世界だということがわかるんじゃないでしょうか。

なんか変な方向へ話がいっちゃいましたが、これからカーオーディオを楽しみたい方はクラリオン、ケンウッドのデッキやナビからはじめて、スピーカーは出来ればDIYでクラリオンのコアキシャルを付けてみて、気に入れば同じ物をリアに、そしてサブウーファーを入れたら音の組み立て方がわかってくるので、そこで満足いけばOKだし、さらに先を求めるなら外付けアンプ、という感じが大きな失敗はないですし、早い段階で満足いってお金もかからないかもしれませんよ。