「モンスターハンター: レジェンズ・オブ・ザ・ギルド」のレビュー

 

 

「ひと狩りいこうぜ」の決まり文句でおなじみのゲームで知られるモンスターハンター。そのモンスターハンターのオリジナルストーリーのCGアニメーション映画がNetflixで最近出たのを皆さんはご存知ですか?当初はもう少し早く出る予定でしたが8月12日から全世界独占配信となりました。今回は映画の紹介と感想を少し書いていきます。

 

まえおき

モンスターハンターシリーズはカプコンから発売されており、日本でも大ヒットの狩りをテーマにしたアクションゲーム。ハンターとなってギルドからのクエストで素材やアイテムの採取から運搬、モンスターの討伐、撃退や捕獲をこなしていく。クエストにはランクがあり、小さなモンスターから飛龍や古龍などの巨大なモンスターまで登場します。武器は様々で、自分より大きい武器を振り回したり、機動力重視の武器で挑んだりと迫力の戦闘シーンに加え、戦闘中でもその場で武器を研いだりアイテムを調合したり、罠を使ったり討伐の仕方は人それぞれです。

 

映画のあらすじ

小さな村で”自称ハンター”として周りの住人の問題を解決する少年エイデン。そんな中、鳥小屋を荒らしたモンスター(ランポス)を追っている時に村へと向かっていた一流のハンターであるジュリアスに命を救われる。ジュリアスから村が古龍の通り道になっていることを聞いたエイデンは村のためになにかできないかを探るためジュリアスに助けを求める。そこからエイデンのハンターとしての成長を描いた作品です。

 

世界観

世界観はゲームのモンスターハンターを忠実に再現しており、MHシリーズをやったことのある方、中でもMH4とMHWで登場する”筆頭ルーキー”、”陽気な推薦組”のエイデンが主人公として登場するため少し懐かしさや親近感を感じる方も多いでしょう。今作ではゲームでおなじみの武器もいくつか登場します。今作で登場する武器は操虫棍を始め、片手剣、双剣、スラッシュアックス、ハンマー、ライトボウガンの6つです。戦闘シーンではそれぞれの特徴を活かした戦闘が見られ、武器だけでなく罠や戦場での調合や撃龍槍など、狩の描写がしっかりと描かれています。モンスターももちろん登場し、種類は少ないものの、迫力のあるモンスター同士の戦いなども見所です。

 

レビュー

物語自体はテンポ良くサクサク進んでいき見やすくなっており、約1時間にモンスターハンターの要素を凝縮されている感じです。モンスターハンター要素と言っても、オリジナルストーリーになっているため、深堀しすぎずシンプルなこの作品はやったことのない人にも子供にも楽しめる映画になっています。