※型番が違ってました。正確にはMDV-M805Lですね、ごめんなさい。8インチの大画面モデルです。商品リンクも追加しました。
ケンウッドから2017年10月4日情報発表予定?の最新のカーナビのディザーバナーが出現しました。
TYPEMASRTERと銘打つことから、持てる全ての技術を盛り込んだモデルとなっているはずです。
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10月4日午後になりようやく開示されました。
MDV-M805L MDV-M705W MDV-M705の三機種です。
正直少し拍子抜けでしたね。
既存の8インチ、7インチワイド、7インチをさらに高機能化させたバージョンを、70周年記念モデルとしてリモデルした感じです。
プロ向けの細かな調整機能はやはりZ904系が受け持つのは変わらず、といった方針みたいですね。
その中でも気になったのは、LDACに新たに対応した点ですかね。
LDACとはBluetooth規格の中でもソニーが率先して開発している無線通信技術で、
Bluetoothは帯域が限られているため、音楽信号の大部分をカットして伝送しなくちゃいけなかったものを
LDACによってほぼ原音に近いデータ伝送を可能にしたと聞きました。
ただ、まだLDAC対応製品が少なくソニーの一部スピーカーやコンポのみで実際聴いてみないことには何も言えませんが、
個人的にはLDAC転送可能なSony XperiaZ4タブレットを持っているので試してみたくなりました。
Xperiaのスマホ・タブレット接続なら配線の必要なくYoutubeなどのMVを車内で高音質で聴けたりするのは魅力かもしれません。
まぁでもナビ画面を隠してタブレットを前に吊るすとかはちょっとかっこ悪い気もしますが^^;
唯一、米国ソニーから出ている1DINデッキのRSX-GS9という機種がLDACに対応してるんで、これとタブレットが一番スマートでしょうね。日本では直接買えずマニアは取り寄せてまで付ける人もちょこちょこいます。すいません話が脱線しましたm(_ _)m
あともう一つ気になったのは、運転席前にVocalを合わせるタイムアライメントという機能があるんですが、今時のナビには大体ついていてケンウッドにもDTAという名称であります。
新機種にはそれとは別に、フロントフォーカス調整というものがあります。タイムアライメントはそもそも運転手のみに音場の調整を行うもので、助手席や後部座席の人までは考慮しないものでしたが、フロントフォーカス調整は運転手以外にも、そこに音が集まっているのを認識出来るDTAとは違った調整機能のようです。気にはなりますが、どこまでこれが効果あるのか謎ですね。
そもそもタイムアライメント機能含めおおよそのDSP機能はいかに簡単に音を整えるかをデジタル処理にて行うものですので、DSP内でこねくり回すうちに音の迫力やもともとあった音楽性を削ってしまうものと認識してるので、DSPを通さない素直な音と比べてみて、その進化を確かめたいとは思います。
機種は古いし1DINCDデッキですが、同じケンウッドのDSPのオンオフを実際比べてみてそう思いました。素の音はケンウッドはとても良い分、そこは期待したいですね。
最近はやっとWAVやFLACが当たり前に再生出来るものが増えて来たのでナビもいいなと思うんですが、せっかく画面があるのにDVD、テレビ、ナビだけではそろそろ勿体無い気もします。そこへネットを介した動画も自由に見られるようになればいいんですけどね〜やってやれない事もないですけど、まだまだ制約は多い気がします。せめてテザリングが標準でついてくれれば。。
なんだか愚痴っぽい締めになってごめんなさいm(_ _)m