EIZO FS2735 待望のゲーミング液晶モニター 2015年冬登場

fs2735

噂はやはり本当でした!EIZOからこの冬(思ったより先でしたが)とうとうゲーミング用途のFORISブランドで27インチWQHDのIPSモニター「EIZO FS2735」が登場します。

今徐々に市場に出回りつつある、IPSパネルで144Hzまでのリフレッシュレートに対応し、AMDのFree-Syncにも対応しています。やはりFree-Syncでしたか。私が今NVIDIAのカードを使っているというものあって少し残念ですが、AMDも新しいFury-Xを出した所ですし、市場はFree-Syncに引っ張られていくんでしょうかね。NVIDIAがG-SYNCを流行らせたい気持ちもわかりますが、それを組み込むだけで費用がかかるため、昔のビデオだとβマックス(ふるっ)になっちゃいそうです。とっとと意地を張らずFree-Sync対応にすれば皆幸せになれるのにね。

話が逸れましたが、国産でこのパネルを使ったゲーミング液晶は初めてで、EIZOが出しちゃったら価格はまだわかりませんがもうどこも勝てないですね。
グラフィックカードの性能も高く、お値段も手頃になってきてますので、フルHDからWQHDモニターに移行してくる人も増えていくでしょうね。

さらにこれにとどまらず、FS2434に搭載していた様々な画質調整機能もしっかり進化して引き継がれます。フリッカーフリー、ブルーライト軽減機能はもう当たり前、暗所を見やすくするSmart-Inshigtは「Smart-Insight Demolition」という名称になり、従来暗所の調整だけだった物に加え、白とびするような極端に明るい場面なども見やすく調整出来るようになったようです。そしてBluetoothを本体に搭載し、今までPC内アプリやリモコンで操作していた画質調整をIOSやAndroidアプリで操作出来るようになり、その調整値をクラウドで共有出来る「G-Ignition Drive」も始まります。これはいち早くBenQが始めていたものですが、プロゲーマーも使用者が多いEIZOモニターが対応するのは嬉しいニュースでしょうね。実際プロゲーマーが設定してる見やすい色設定などが、簡単に自分のモニターに再現できるようになるわけです。このサービス自体はもう9月から始まり、既存のFS2434-RやFG2421でも使えるようになるみたいですね。私もFS2434を所持しているので試してみたいと思っています。

背面にはDisplayPort1.2×1にHDMI×2、DVI-Dもまだついています。あとはUSB3.0のハブ機能をもったポートと言う事無しですね。ヘッドフォン端子と音声のラインアウトはありますが、スピーカーは無し、そもそもこれを買う人はそれなりに外部スピーカーにもこだわる人でしょうから問題なしでしょう。

色々と海外のWQHDモニターを物色してましたが、もうこれで道は決まりました。あとは発売時期と気になるお値段ですね。噂によると10万は切ると言われていますが、今ASUSから出ている同等品が大体77,000円程ですから、いくら高くても初出は9万前後くらいにして欲しいものです。