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【Mac】CDリッピングによる音楽ファイル管理 2019【Windows】

投稿日:2019年6月30日 更新日:

CDから音楽をパソコンへ取り込む場合、一番メジャーだと思われるのはAppleが無料提供している「iTunes」による自動リッピングでしょう。

何も設定しなくとも音質も悪くなく沢山曲数も入るので特段困らないですよね。

でも大事にしているアルバムをもっと高音質で聴きたい、という欲が出てきた場合、Macはもちろん、Windowsにもいくつか選択肢があります。

ここでは音楽ファイルの種類と特長、そのファイルの適切な使い方をまとめてみたいと思います。

検索では結構皆さん特定のファイル形式を一番高音質だという記事が多く、主観の多くを占める「音質」という問題を出来るだけロジカルに解決したいなと思いました。

 

現在主流の音楽ファイル形式

CDからリッピングするという前提でメジャーなものは以下6種類です。よほど特殊なソフトや再生機器でなければこのファイル形式でいけるでしょう。

今はWindows,Macそれぞれ関係なく作成出来ますがわかりやすく分けて書きますと

Windows

名称 拡張子 圧縮形式 5分の曲のおおよその容量 タグ・カバーアート その他特長
WAV .wav 無圧縮 40~50MB 音声ファイルの最も標準的な形式。CDと同等の音質
FLAC .flac 圧縮(可逆性) 圧縮レベルにより変動20MB~40MB 可逆性なので劣化なしでWAVなどに再変換可能。0~8段階で圧縮率を設定できる
MP3 .mp3 圧縮(非可逆性) 圧縮レベルにより変動
4MB~20MB
世界で最もメジャーな音楽ファイル。非可逆なのでもとの音質には戻らない。最高音質320kbpsならWAVの4割程度の容量

 

Mac

名称 拡張子 圧縮形式 5分の曲のおおよその容量 タグ・カバーアート その他特長
AIFF .aiff 無圧縮 40~50MB Mac標準形式でCDと同等の音質。タグ情報やカバーアートは付けられるが、そもそもAIFFに対応するソフトは少ないのでほぼiTunesやiPhoneでの使用に限って。
ALAC .m4a 圧縮(可逆性) 20MB~30MB Mac独自のロスレスで、別名Apple Lossless。容量を減らしつつも音質をCD同等に保つ形式。
AAC .m4a 圧縮(非可逆性) 圧縮レベルにより変動
4MB~20MB
一番普及しているiPhone・ipod持ちにはメジャーな音楽ファイル形式。iTunes Storeもこの形式で256KbpsのものをiTunes Plusという名称で販売している。

 

今更表にするほどでもないですが、ざっくりというとこんな感じですね。

どのファイル形式がいいのか

関連する記事やYahoo知恵袋にどの形式が一番音質が高いかという議論がよくありますが、音質を言葉で表すのっていかに曖昧か、結局最後は自分の耳しかありません。

音を語るお仕事の方はいますが、曖昧だからこそ何を言ってもそれらしく聞こえてしまいますし、お金をもらうために基本悪いことは言いません。

その点を突いて悪どい商売をする業者もたくさん潜んでおり、今はハイレゾが流行っていますが僕は商売のニオイがプンプンして、いくつか買った事もありますがやめました。

上記のファイル形式はMacかWindowsとCDがあればiTunesさえあれば誰でも試せます。

もし自分の耳を試したいならWAVかAIFF、ALAC、AACもしくはMP3で聴き比べてみてください。

ただ最低条件として、低ビットレートになると一部音域が(といってもほぼ聴き取れない超高音域)カットされますので、AACやMP3のビットレートは256Kbps以上が必要です。

左が256Kbpsの波形で、高音域は20kHz以上も伸びていますが、右の波形192kbpsにすると20kHz手前で一気に減衰しわずかながら管楽器や弦楽器のツヤが失われます。

上でも書きましたが、アップルが販売するiTunes Storeの配信曲は256Kbpsですから、プロがそのクオリティでお金を取ってるということはスマホやDAPでイヤホンで聴く大多数の人に十分な音質と言ってるのだと思います。

普通の感覚を持ってる方なら、CDからのリッピングもiTunesを使って変換する形式を「iTunes Plus」にすれば、配信を購入したものを含め一番すっきりと管理出来ると思います。

もちろん設定は320kbpsまでありますのでこだわるならどうぞ。

拍子抜けした結論と思われるでしょうが、それほど音楽のファイルの音質なんてある一定以上はすごく主観的なものですし、それだったら客観的数値によってケースバイケースで使い分けるのが正解なんだと思います。

ファイル形式よりも大事なこと

余談ですがいい音ってそれまでの経験で一番良かったものが最高だと思ってますから、もっといい音は直に体験しないと上書き出来ないものです。

例えばですが店のBGMやテレビなどでいい加減に聴き覚えた曲を、CDなどで改めてイヤホンなどでちゃんと聴いてみると、楽器がこんなに使われてたのか、こんなに立体的に聞こえるのか、なんて知ってびっくりするんです。

おじさんおばさんなら、録音の優秀なユーミンや達郎、聖子ちゃんとか改めて聴くと30年以上前から音楽ってこんなに緻密に作られてたんだと驚いたりしますよ。

ビンテージスピーカーを修復販売するケンリックサウンドさんは、DSDとかハイレゾなファイルでなくとも、CDをリッピングしたファイルでYouTubeでもわかるほどいい音を引き出してます。

ファイル形式も一つの要素ですが、いかに機器も大切かがわかります。

この動画の機器はとっても高価ですが、安くてもいい音を聴ける機器は数は少ないですが存在します。

これはある楽器演奏者さんから聞いたのですが、歴代でiPhone 5Sあたりがストレートかつ大音量でも歪が少ないコスパに優れたプレーヤーで、その血を受け継ぐiPhone SE がおすすめだと。僕も今メインはSEです。

考えたらAppleは世界でも指折りの大企業、特にiPhoneの開発費は他のメーカーとは比べ物にならない位の人員と物量を投じてますので、音楽再生だけを切り取っても並々ならぬお金をかけてるでしょう。

米国は音楽産業が世界一の国でもありますから、音楽関係者も沢山使ってますし、一流のアーティストを満足させるものを作る事はAppleとしても命題なんじゃないでしょうか。

残念ながら今はもうApple公式からは買えませんが、iPod Touchも構造は近いでしょうし256GBも出たのでおすすめですね。

このブログでも他の記事で色々書いていますが、カーオーディオでの利用がメインな自分にとって、なくてはならない相棒となりました。

また、純正イヤホンも限られたコストの中しっかりとした作りをしていますが、一度試してみてもらいたいのは1,000円にも満たないパナソニックのイヤホンです。

YouTubeにあるパナソニック専用のホワイトノイズ(なぜ専用なのかは謎ですが)で1~2時間再生しっぱなしで放置しエージングさせた後に使ってみてください。

侮れないバランスの良い音楽が楽しめます。それよりも高級なものを使ってる方からしたら鼻くそみたいな物でしょうが、少なくともiPhone SEとの相性はいいと思っています。

おすすめの音楽ファイル管理法

僕が出した結論は、ホーム(デスクトップ)で聴くならできるだけ大きな容量のHDDを用意して、まずそこへCDは無圧縮形式で保存し、いつでも最高音質のファイルは取り出せるようにして、そのファイルを元に一斉変換してスマホや携帯音楽プレーヤーに入れるという流れですね。

結局のところファイル形式はある一定の水準さえあれば、そもそものリッピング品質と再生する機器による所が大きいと言うことです。

僕は以前FLACファイルをスマホやタブレットに入れていましたが、今はiPhoneで音楽を聴いている都合上容量の問題もあるので基本AACで、一部お気に入りのみリスペクトを込めて(笑)ALACにしています。

これで4,500ほどある曲が128GBあるiPhoneのおよそ半分で収まってくれています。FLAC+WAVで管理していた頃は128GBのSDカードに4,200の曲がほぼパンパンで、聴かない曲は外していました。

その時の経験上WAVだけはタグもつけれませんしファイル名だけでしか判別が出来ないので、利便性の意味でAIFFの方が上だと思いましたね。

あいみょんで例えますが左がAIFFファイルで右がWAVファイルです。アルバムアートの有無で管理が面倒で見た目も寂しいのは見ての通りです。

ちなみにこの曲をALAC含めて3パターン聴き比べても、おじさんの僕はパッと聴き違いは感じられません。

もしご家族に小中学生のお嬢さんがいるなら、耳の感度が高い頃ですので違いを言ってくれるかもしれません。楽器をしていたら尚いいですね。

WAVとAIFF、FLACとALAC、MP3とAACなど同系のファイルで優劣を競うのは永遠に決着がつかないので、使ってるパソコンとスマホやDAP、持ち歩きたい曲数によって柔軟に切り替えればいいだけですね。

もちろん、256GB入るSDカードが二枚挿せるようなハイエンドな携帯プレーヤーをお持ちなら存分にDSDファイルなりWAV入れてくれればいいわけですが、そんな方があえてここを読んでくださるとは思えませんので^^

結論として僕からのおすすめは、CDをWAVかAIFF形式でリッピングし別に保管、iTunesでiTunes Plus設定のAACまたはMP3の256Kbpsファイルに変換し管理、あとはスマホや携帯プレーヤーに同期して楽しむという感じです。

FLACやALACは一部愛聴盤に使ってみたり、SDカードを何枚も入れ替えて楽しみたいような方向きですね。ただ一つ申しますと、SDカードよりもやはり内蔵ストレージに音楽ファイルを入れる方が音は安定します。そういった意味でもAndoroidはSDカードで簡単に増量は出来ますが、内蔵ストレージ量を選択出来るiPhoneやiPod Touchが音楽再生には使いやすいですね。

より踏み込んだCDリッピング方法

若い方はわざわざCDを買わずとも好きな曲だけ配信で買うか、サブスクリプション型サービスで聴き放題を使ってる方も多いでしょうね。うちもAmazon Music Unlimitedを契約しています。

とはいえ、CDの需要はまだまだありますし、自身のコレクションはもちろん、中古CD販売、CDレンタルなどで集めるほうが品質を自分でコントロール出来る上に安く上がる事も多いので、僕はまだまだ手放せません。

ただ使い古されたレンタルCDやくたびれた中古CDを買ったりすると、結構な傷もついてたりしますので、そこから出来るだけキレイに取り出すにはそれなりにこだわりが必要です。

自分のような若い頃楽しんでいた曲をまた聴きたいという方には、傷で音飛びしそうな古いCDをじっくりと読み込み復刻させる機能があるCDドライブがあると心強いですね。

一昔はそういったCDのリッピングといえば、プレクスターのCDドライブだったんですが今はもうドライブの生産はやめてSSDにシフトしていますので、現在の主流はパイオニアさんの「Pure Read」機能を搭載したUHD-BDドライブです。CDの読み取りエラー部分を何度も読み直して成功するまで粘る機能がついています。逆にオリジナルにかけ離れるほどエラーが頻発する曲はスキップもしてくれます。

iTunesにもエラー訂正機能がついてますが、その強力版というところです。

通常タイプのものと、さらに音質にこだわった内蔵ドライブ型なのに全体に真っ黒な制震塗料を塗ったタイプが売られています。振動はエラーを引き起こす原因にもなるので、こだわるなら真っ黒モデルです。

個人的には音楽の圧縮形式の違いよりも、まずはいかに元CDと違わず取り込めるかが大事に思ってますので、やはりこういった機能のあるドライブは欲しい所です。

逆に新しいCDしか取り込まないような方はiTunesのエラー訂正だけで十分でしょう。

究極にこだわりたければ、PC内だと振動の影響を受けますので、外付けBOXに上記真っ黒のBDR-S12J-Xを入れてリッピングが今出来る最上級なリッピングでしょう。

外付けだとUSB3.0で接続になり、中には内蔵型でのSATA6(PC内の接続コネクタ)の方が良いという話も聞きますが、エラー訂正の精度の方が遥かに重要だと思います。

ここまで来ると一般の方からすればオカルトの域かもしれませんね(笑)このドライブを使うのでしたらWindows機を使い、EAC(EXACT AUDIO COPY)というアプリでWAVでリッピング後、変換ファイルをiTunesで管理するといいかなと思います。EACから直接AIFFでリッピングはどうも出来ないみたいです。

ちなみに僕は少し前のパイオニアの内蔵BDドライブをデスクトップPCに固定し使っています。

やはり古いCDの読み込みにはかなり時間を要す曲もありますが、80年代の曲などもありますので助かっています。

最後に

さて、長々とお送りしましたが結局のところ「そんなのもうやってるよ!」という管理法になってしまいました。

カーオーディオが趣味で自身も以前は音楽ファイルの質にこわだってましたが、それよりも機器の選定の方が大事なことを教わったので、結論としてそれが伝わるといいなというお話になってしまいましたね。

以上、CDリッピングの音声ファイルのおすすめ管理方法でした。

オンラインでCDを借りられるサービスありますよ。

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