http://orwww2.benq.com/product/monitor/xl2430t
BenQから新しい液晶モニターの発表が2014年10月3日にありました。
型番は「XL2430T」展示会では出ていたようですが今回正式リリースです。国内はまだですが。
24インチのTNパネル、1920×1080ドットの今一番世に出回っているであろうサイズです。
今までと何が違うのかと言うと応答速度1ms、リフレッシュレート144Hzはデフォルトとして一番の注目ポイントは『GROM』でしょうか。
NVIDIAは「G-sync」というカード側で最適なリフレッシュレートを調整し、その信号をモニター側もリアルタイムで受け取って同期させる機能を提案し、少ないながら2機G-sync対応モニターが出ていますが、値段も高く一部FPSマニアが買う位でレビューもまだあまり見かけません。
詳しい調整方法は英語サイトしかないため間違っていたら申し訳ないですが、読んだ感じではG-Syncほど細やかな可変型ではなく、100/120/144Hzの3段階での自動切り替えになるという事みたいです。多分マニュアル切り替えも可能なのでしょう。
BenQもいずれG-syncには対応する機種は出す様ですが、このGROMとのハイブリットとなるようで、XL2430Tはその廉価版という事なのか、よほどこのGROMに自信があるのかわかりませんが、少なくともBenQの担当者はそこまで細かな可変は必要なさそうな事をインタビューで言ってました。
あとは暗部の視認性を上げるBlack eQualizerは引き続き搭載、新たに20段階で彩度の切り替えが出来る機能や、ゲームモード切り換え用のスイッチ、細かい所では自分のチルトの調整角度をメモするために、回転部分に目盛りが付いていて、さらに自分の画面のモードもクラウドに保存したり、USBメモリで持ち歩いてローディングすれば、公式のゲーム大会や、カフェなどでこのモニターがあれば、自宅と全く同じ環境に出来るのを売りにしてるようです。
このモニター、e-Sportsなどで公式モデルにする気満々なスペックですし、もちろんコンシューマーゲーム機向けにもいいんでしょうからTNフルHDの液晶モニターの中ではかなり売れそうな気がします。
日本ではまだ発売日や値段のアナウンスが無いのですが、高くても3万円台あたりで出てくれれば、現状一番のゲーム用モニターかもしれません。